月: 2009年2月
つまらないというゲームでも面白い
ゲームがつまらないと書くことに対して、遠慮がなくてもよい。 以前、ゲームの評価について提言を行ったことがあり、その中で、国内のゲーム市場を保護する観点から極端に低い評価をしないことを書いた。このスタンスは今でも持ち続けている。当サイトでは、「面白い!」マークはあってもその反対は言わない。正直面白くな…
日本ボードゲーム大賞所感
『魔法にかかったみたい』のペリカンさんは、タイにバカンス中でコメント無理とか。ほんとに実在の人物なのだろうか? 今回はかなりのゲーム愛好者でないと投票できない仕組みになっているが、今回の総投票者数は317名で、規模は小さいといわざるを得ない。そのため以下のような投票戦略が有効になって、純粋な人気投票…
どういうゲームかより、どうやって遊んだか
ゲーム紹介にはいろいろな書き方がありそうだが、私の場合は、どういうゲームかということより、どうやって遊んだかということ(プレイレポートやリプレイ)に注目して読んでいる。 私が好きなレビューサイトはいくつかあるが、それらに共通することは、ゲーム中に実際起こった「笑い」が伝わってくるという点である。「笑…
日本ボードゲーム大賞に『魔法にかかったみたい』
今年からノミネートなしの投票制になった日本ボードゲーム大賞の結果が昨夜、ゆうもあのホームページで発表された。幅広い人気を集めて1位になったのは『魔法にかかったみたい(Wie verhext!)』。 『魔法にかかったみたい』は、さまざまな職業を使い、材料を集めて魔法の薬を作るカードゲーム。ほかの人と同…
フランス年間ゲーム大賞2009に『ディクシット』
2009年のアスドール・フランス年間ゲーム大賞は『ディクシー』が選ばれた。映画祭でも有名なカンヌで開かれる国際ボードゲーム祭で授与される。 このゲーム賞は1988年から始まる伝統ある賞で、ファミリー向けの易しいゲームを選ぶ傾向にある。大賞を受賞した『ディクシー』は、フランス産のコミュニケーションゲー…
ニュルンベルクおもちゃ見本市、閉幕
今年で第60回を迎えるニュルンベルクおもちゃ見本市が11日に閉幕し、10日までに115カ国から76000人が訪れた。 ニュルンベルクおもちゃ見本市は、製造者・販売者などの玩具業界関係者が集う専門メッセ。ボードゲームも多数出展され、今年のトレンドを占う重要な催しとなっている。 どの国も不況にあえぐ中、…
ボードゲーム交流会、満員盛況
去る2月7日、秋葉原の東京フードシアターにて第4回ボードゲーム交流会が開かれ、予約定員の140名がいっぱいとなる盛況で終わった。 この交流会は、デジタルゲーム制作に携わる専門家を中心に、ボードゲームを通して新しいアイデアを考えたり、業界内の交流を深めるのが狙い。第1部の講演、第2部のゲーム大会、第3…
年間キッズゲーム賞が年間ゲーム大賞を上回る売上
ラベンスバーガー社がニュルンベルグ国際玩具見本市にちなんで報告したところによると、同社の『誰だったでしょう?』の売上がコスモス社の『ケルト』を上回ったことが分かった。ドイツ年間キッズゲーム大賞の受賞作が、年間ゲーム大賞の受賞作の売上を上回るのは史上初。 『誰だったでしょう?』はAIを内蔵した機械がし…
食い荒らしではなく食い合い
2002年のゲームマーケット向けに制作した『トイプラス』という同人誌で、メビウスの能勢店長さんがこんなことを仰っている。 「ただこれから先、何となくでわからないですけど、たかだか私のような個人が食べていけるくらいの小さい市場な訳ですが、よそから見るとおいしく見えるのか、エポックさんとか、カプコンさん…
アンケート:購入の決め手
Q.20:購入するとき一番決め手になるのはどれ?(2009年1月) A.ウェブの評価 81票(79%) B.ショップの紹介文 9票(9%) C.知人の意見 12票(12%) 大部分の方がウェブでの評価と回答しました。ここ数年、発売後すぐにウェブで評判が出回り、売れ筋にも大きな影響が出るようになりまし…