4つの神殿で信仰を競う『Religion』1月14日発売
ゲームマーケット2018春に慶應大学Head Quarter Simulation Game Clubから発表された『Marché de France(マルシェ・ド・フランス)』をリメイク。アソビションが同サークルの作品を一般発売するのは『Improvement of the Polis(インプルーブメント・オブ・ザ・ポリス)/Khôra: Rise of an Empire(コーラ:ライズ・オブ・アン・エンパイア)』に続いて2タイトル目となる。
4つの神殿がある世界で村の領主となり、信仰と娯楽のバランスを取りながら村民たちを幸福にすることを目指す。ラウンドの最初に選んだ手札から1枚ずつプレイしてアクションを行う。使用したアクションカードは場札に行き、場札から代わりのアクションカードを補充するというようにアクションカードがプレイヤー間を循環する。
アクションで4つの神殿にキューブが置いてエリアマジョリティを競うが、キューブの数には限りがあり、キューブを手元に戻すことでリソースとすることもできるため、マジョリティか特典かの選択が悩ましい。またアドバイザーやタレントによる特殊効果、オラクルによる得点ボーナスもあり、毎回さまざまな戦略を取ることができる。豪華になったアートワークも注目のリメイク作品だ。
内容物:メインボード 1枚、アクションカード 30枚、アドバイザーカード 6枚、タレントカード 24枚、オラクルカード 8枚、木製キュー ブ 60個(4色×15個)、木製ディスク 12個(4色×3個)、ラウンドマーカー用木製 ディスク 1個、スタートプレイヤーマーカー 1個、ルールブック 1冊
「religion」を初プレイ。こんな国産ボードゲームが埋もれてたとは…。得点の稼ぎ方が直感的じゃないので流れを掴むまでぼんやりとしてたけど全体がクッキリ見えてきた時の爽快感。これは凄いゲームだわ。取ると40点獲得なんてカードがあるのにバランス取れてるのも奇跡的。 pic.twitter.com/2nxAQRZpZQ
— 阿曽山大噴火 (@asozan_daifunka) November 28, 2021
ボードゲーム消費金額2021、平均は30万8千円
当サイトで行ったアンケート「ボードゲーム消費金額2021」(回答者75名)の結果、今年1年、ボードゲームの購入に使った金額の平均は308,258円となった。昨年の平均額217,735円から約9万円、一昨年の167,486円からは14万円の増加となった。
中央値は20万円と昨年の12万円から8万円の増。最低額は265円、最高額は300万円だった。回答者の分布はグラフの通り。
今年はコロナ禍の継続で対面で遊びにくい状況が続いたが、新作のリリース数は衰えることなく、クラウドファンディングも盛況となっている。重量級ボードゲームとなると6千~7千円するものが主流となり、毎月2~3個買えば中央値の20万円に達する状況である。
またゲームマーケット2021秋で積極的な購入者が増えたことからわかるように、新型コロナウィルスが9月から落ち着いたことで、今まで我慢していた層と、新しく始めた層が一気に買い始めたという要因もあるかもしれない。回答者がコアな愛好者であるのは例年通りであるとして、これまでの平均15~22万円、中央値10~13万円を大きく上回る結果となっている。