大阪恵美須町にボードゲームカフェ「The asoboard」6月1日オープン
謎解き・ボードゲーム愛好者の店主・まお氏がみんなが集まれる場所があればと思って開業。「遊ぶ+ボード」から付けられた店名には、ボードゲームを遊んで素敵な時間を過ごしてほしいという思いがある。座席・テーブル席の7卓35席で、150種類のボードゲームが遊べる。
特に女性にも入りやすいお店を目指し、従業員が女性で、店内も外装も白を基調とした明るい空間にし、少女漫画も取り揃えた。ボードゲームも『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ』シリーズなど女性に人気が高い作品を用意する。もちろん女性限定ではなく、友達、知人、恋人との利用もでき、今後は相席イベントや婚活イベントも開催していきたいという。
料金はフリータイム制で1000円からで、LINE予約割引あり。ソフトドリンク飲み放題400円、アイスクリーム食べ放題600円。
ボードゲームショップ「キウイゲームズ」からは徒歩9分。通天閣にも近い。
あいうえバトル(A-I-U-E Battle)
ことばのアハ体験
五十音を順番に言って、自分以外のプレイヤーが書いたワードを全部オープンさせることを目指すワードゲーム。紙ペンゲームだったものをAnagumaが可愛らしいコンポーネントで一般発売した。何文字かだけ出ている相手のワードが、全然わからないところからいきなりひらめくのが気持ちいい。
「お祭り」「キャラクター名」「マンガ」などのお題に沿って、各自7文字以内のワードを書く。中央の五十音ボードにチップを置いて、その文字が含まれている人は全員に見せなければならない。だんだんと答えが明らかになり、全部オープンした人から脱落。最後まで生き残ったプレイヤーが勝つ。
できるだけ当てられにくいワードにするために、濁点・半濁点・促音・拗音を多用する。しりとりの原理で、「ドッジボール」が「とつちほーる」になるので推測されにくい。当てる方は、それが多用されていることを念頭にして推理する。文字数を2~3文字ぐらいにするとヒットする可能性が減るが、誤爆で一気に終わる可能性もあるので、6~7文字ぐらいがよさそう。
お互いワードがばれつつある中盤からは、特定の文字の狙い撃ちになるが、序盤にバレバレになった人はいつでも刺せるからといって生き残りやすい。そうやってノーマークで最後まで残って勝つこともあるから面白い。
ワードの選択は参加するメンバーが全員知っていれば問題ないので、同世代で遊んで攻めたワードにするのが楽しい。わかったときの盛り上がり方もひとしおである。性格や趣味嗜好がわかるのもよい。「ひつくさふとー」はなかなかガードが固かった。
あいうえバトル
ゲームデザイン:米光一成/アートワーク:クボナオ
Anaguma(2021年)
2~6人用/10歳以上/15分
通販:Anaguma