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ロール&ロールステーション秋葉原店、5月29日閉店

秋葉原のTRPG・ボードゲームショップ「ロール&ロールステーション秋葉原店」が5月29日に閉店する。17年にわたる営業を終えることから愛好者から惜しむ声が寄せられている。

TRPG専門誌『ロール&ロール』のアンテナショップとして2005年11月にオープン。東日本大震災直後の2011年4月に中央通り沿いへ、さらに2020年11月に現在地に移転した。JR秋葉原駅から近くなり、ボードゲームブームの影響もあって若年層や家族連れの方が増えた一方、「店舗全体が見渡せるようになって『宝探し』感がなくなった」という声が寄せられるなど、かえって足が遠のいた愛好者もいたようだ。

そこにコロナ禍の影響で来客数が激減。購入する場所や遊ぶ場所がリアル・ネット共に増えたこともあり、ユーザー構成と購買行動の変化を見て閉店を決断したという。

最近はシンプルで気軽に短時間でも楽しめる定番ゲームの需要が高まっており、各種メディアやSNSで紹介されたゲームの問い合わせが公開翌日に殺到するようになってきている。そのようなゲームは品切れが続く一方、新作タイトル数の急増もあって売れ行きに大きな差が出てしまい、取り扱いが難しくなっていることを物語る。

今月9日から閉店セールを実施中。閉店後もpaypayモール「ホビステオンラインストア ボドゲ部」の営業は継続する。

ロール&ロールステーション 秋葉原店

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支持勢力を密かに勝利に導く『ヒドゥン・リーダーズ』日本語版、6月23日発売

アークライトゲームズは6月23日、『ヒドゥン・リーダーズ(Hidden Leaders)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.ストッカー&A.ミュラー&M.ミュラー、イラスト:松浦聖、2~6人用、10歳以上、30分、3300円(税込)。

BFFゲームズ(オーストリア)のデビュー作で、キックスターターを経て今春一般発売された。4つの勢力が争う国で、隠れたリーダーとなって自分の勢力を勝利に導く推理と駆け引きのカードゲームだ。

皇帝の死後、後継者を巡って紛争を繰り広げる「丘の部族」と「帝国軍」、この2大勢力を和平させたい「水の民」、逆に争いを煽りたい「不死族」が登場。プレイヤーは皇帝の後継者候補となり、これら4勢力のうち2勢力、6通りの組み合わせから1つを担当する。カード効果を駆使して自身を密かに支持する勢力が勝てるように仕向ける。

カードには、勢力マーカーを移動させる以外に、英雄を仲間にしたり、他人が使用したカードを獲得できるなど、さまざまな効果があり、ゲーム終了時に勝利した勢力を担当している2人のプレイヤーのうち、その勢力の英雄カードを多く出している方が勝つ。

あからさまに支持すれば他のプレイヤーに悟られ、妨害されてしまうだろう。同じ勢力をもつプレイヤーの出方を伺いながら、どちらの勢力で勝利を目指すかで熱い駆け引きが堪能できる。

イラストは、デジタルゲーム『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』『モンスターガーディアンズ』『マジカルバケーション』のモンスターデザインを手掛けてきた松浦聖氏を原語版から起用。83枚のユニークなキャラクターも楽しめる。

内容物:ルール説明書 1冊、ゲーム盤 1枚、勢力マーカー 2個、リーダーカード 6枚、英雄カード 77枚、早見表カード 6枚(カードサイズ:64mm×89mm)