経験を積んで成長『京都の猫』日本語版、10月下旬発売
マタゴー社(フランス)による今秋の新作で、デザイナーは『ミープルサーカス』のミレー。子猫たちが京都の町を探険しながら成長していく。
手番にはまずスタミナの分まで移動する。草むらや屋根の移動はすばやさのスキルが一定以上必要で、道路を渡るときは自転車に注意しなければならない。ネコが成長するとスタミナも上がる。
移動が終わったらそのマスにいる生き物などに対してアクションを行う。アクションでは、すばやさ、友情、強さ、狩りという4つのスキルから指定されたものに、ダイスを振った出目を加えたものが目標値に到達できれば成功となり、ボーナスを得られる。失敗したらその場から移動しなければならないが、スキルが上がってより難しい目標に挑戦できるようになる。
「木に登る」「虫をつかまえる」「チョウチョと友だちになる」「敵の猫を倒す」など、場にある任務カードの条件や個人ボード上の条件を達成するとメダルを獲得し、規定数以上集めたプレイヤーが勝者となる。
基本的な遊び方のほかにシナリオが7つ含まれており、異なるルールが追加される。シナリオを自由に組み合わせ、オリジナルシナリオでプレイすることも可能。ほのぼのとした雰囲気のアートワークに癒やされる作品だ。
内容物:ルールブック 1冊、シナリオブックレット 1冊、中央エリアボード 1枚、ご近所ボード 4枚、任務カード 27枚、基本肉球タイル 40枚、シナリオボード 1枚、スタートプレイヤートークン 1枚、自転車 2つ、桜の木 6つ、自転車カード 16枚、シナリオタイル 11枚、保管用封筒 5通、“撃退”トークン 10枚、技能ダイス 2個、空白肉球タイル 6枚、各プレイヤー用内容物:子猫駒 1個、プレイヤーボード 2枚、 技能マーカー 4個、スタミナマーカー 1個、メダル 7枚、収納箱 1つ、“マーキング”トークン 2枚
「ゲームマーケット2024京都 in 京まふ」9月21・22日開催
ゲームマーケット2021大阪以来3年半ぶりとなる関西でのゲームマーケットは、京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)内で開催される。京まふは2012年に始まり、昨年は34000人が来場している。ゲームマーケットの会場は会場内にある「日図デザイン博物館」で、818㎡の会場に112団体が出展する。出展団体一覧はこちら、Xでの関連ポストはこちら。予約を受け付けているところもあるので、事前チェックしておこう。
混雑緩和のため、会場前のウェルカムホールで9時から無料の整理券が配布される。初回は300枚で、配布終了すると次回の入場は10:30からとなるため、ほしいものがある場合は早めに参加したほうが良さそう。また、混雑状況によりフリー入場に切り替わるので、試遊しながらのんびり見たければ午後からの参加もありだ。
親イベントの「京まふ」も出展作品・物販・ステージイベントなど盛りだくさん。追加の入場料はないので、あわせて楽しんでいこう。