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両隣と協力して得点を最大化『スプリト』日本語版、3月下旬発売

splitoJホビージャパンは3月下旬、『スプリト』日本語版を発売する。ゲームデザイン:L.レモン&R.ギャロニエ、イラスト:M.シャルメル、3~8人用、8歳以上、15分、2640円(税込)。

オリジナルは昨年ブラム!(フランス)から発売されたカードゲーム。隣のプレイヤーとの間にカードをプレイして得点を競う『ふたつの街の物語』タイプ(ネイバースコープ)の部分的協調ゲームだ。

同時に手札から1枚選び、右か左のプレイヤーとの間にある共通の「ゾーン」にプレイする。カードには値と色が記された「スプリトカード」と、そのゾーンに何が何枚あれば点数になるか(または点数にならなくなるのか)が記された「目的カード」があり、最終的に各プレイヤーの右と左のゾーンの掛け算で得点を競う。カードは共有するが、勝利は共有せず1人のプレイヤーのものとなる。

1枚プレイした後で残りの手札をそれぞれ左隣のプレイヤーに回すため、プレイするカードと残すカードについて隣のプレイヤーとの協調が求められる。ルールはシンプルで、同時進行なので8人でも短時間で楽しめるカードゲームだ。

内容物:カード 109枚、スコアシート 1冊、ルール 1部

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ジェリージェリー酒場3店舗閉店、運営会社倒産により

ピチカートデザインは2日、関西で3店舗を展開していた「ジェリージェリー酒場」が、運営会社ダイナミクスの倒産により閉店したことを発表した。

「ジェリージェリー酒場」はボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」プロデュースによるボードゲーム居酒屋として12月上旬、京都三条河原町・神戸三宮・大阪梅田お初天神にオープンした(記事)。個室からオープン席まで用意され、ボードゲームを遊びながら飲食できる居酒屋として話題となっていた。

運営会社のダイナミクスは飲食店経営業者で、お好み焼き・鉄板焼き店の「いっきゅうさん」、焼鳥店「鳥二郎」など全国89店舗を展開していた。コロナ禍で経営不振となり、負債額100億円以上というコロナ禍最大の飲食店倒産となった。

「ジェリージェリー酒場」は3ヶ月での営業終了となり、愛好者からは閉店を惜しむ声が上がっている。なお、ピチカートデザインが全国に15店舗を展開するJELLY JELLY CAFEとJELLY JELLY STATIONは、この運営会社と無関係なので影響を受けず、これまで通り営業を続けている。