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健康マージャン

朝日新聞be on Sunday(2月4日)の『元気のひけつ』で健康マージャンの記事。「頭や手先を使うからぼけ防止にいい」ということで、麻雀をするお年寄りが紹介されている。
日本健康麻将協会(http://www.kenko-mahjong.com/)はく60才以上対象の健康マージャンを開いている。もちろん初心者もOKで、各コースを用意。「賭けない、飲まない、吸わない」の「3ない健康マージャン」がモットーだ。
順天堂大の新井平伊教授の談話では、40〜60代に何らかのゲームを多くしていた人は痴呆になりにくいとのこと。推理・集中・判断・注意で前頭葉が、指を動かすことで中心溝が、計算で頭頂葉が、見ることで後頭葉が、記憶で側頭葉がはたらくという。麻雀に限らず、ボードゲームをやっていると脳全体がフル回転している感覚になるが、脳全体が活性化しているというわけだ。ただしエコノミークラス症候群の恐れもあるので、30分から1時間おきに体を動かすことが勧められている。
そして最後に、会社関係しか友達がいない団塊世代が、地域に溶け込む手段として麻雀を利用するという方法も提案されている。いきなり見ず知らずの人とやって、すぐ打ち解ける趣味はそうあるまい。
ボードゲームの効能というと、とかく子どもの教育・発達面に偏りがちだが、これからの少子高齢化社会では、お年寄りも普及の鍵になるのは間違いない。ドイツのセレクタ社は、老壮年向けのボードゲームシリーズ『Nobile』を始めている。
ボードゲーム愛好者は、適度に運動することを忘れないでゲームを続ければ、将来アルツハイマーにならず長生きできる、かもしれない。

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ルイ・ヴィトンのチェス・トランプケース

鹿児島市のルイ・ヴィトン山形屋店でスペシャルオーダーイベントが開かれ、チェスやトランプなどボードゲーム一式を持ち運びできるケースが展示されている(MBCニュース)。
バッグばかりが有名になっているが、もともとルイ・ヴィトンは19世紀に「ダミエ・ライン」と呼ばれる市松模様のチェス盤をデザイン。パリ世界博で金賞を受賞している(ウィキペディア)。また2004年のクリスマスにはクリスマス限定ノベルティとしてマルチカラートランプも製作した。トランプケースもあったようだ。
ニュースの映像を見ると、今回の展示会でも宝石がちりばめられたチェス駒を見ることができる。気になるのはお値段。トランプが3〜4万円、トランプケースが14万円という価格をつけている中、特注のボードゲームケースはいったいいくらなのだろう?
これと比べれば、1万円ぐらいで買えるカタンボックス(『木製カタン収納ケース、発売』)が異様に安く思えてくるから不思議だ。