キャリーケース版はタイルをやや小さくしているが、カードはオリジナル版と同じサイズ。開拓地・都市・街道はチップだが、盗賊はコマになっている。オリジナル版に限りなく近いものがコンパクトに収納でき、気軽な価格で購入できるのは嬉しい。
携帯キャリーケース版の中身。ぴっちり収納できて気持ちいい
ジーピーはさらに、ドイツ語版と同じサイズのスタンダード版とカタンダイスを来年1月に、航海者、都市と騎士、商人と蛮族、各5〜6人用の拡張、トラベル版、豪華カタンダイス、カタンの領主(2人用カードゲーム)を来年中にすべて日本語版として発表する予定。合計13タイトルは、コスモス社(ドイツ)の今年のカタログにあるシリーズ全タイトルにあたる。
発売予定の全13タイトル勢ぞろい
シリーズ全作品の日本語版リリースだけでなく、上海・ソウル・台北・東京でのオープン大会、日本選手権、世界選手権への代表送致、東京・高田馬場でのティーチングプレイなどを計画している。遊ぶ場を増やすことで、草の根の広がりを目指す。
『カタンの開拓者』は1995年にドイツで発売され、ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞などを受賞しドイツゲームの一大ムーブメントを起こした作品。世界30カ国語で販売され、1500万個を販売している。日本ではトライソフト、カプコン、ハナヤマが日本語版をリリースしてきたが、いずれも絶版となっていた。
・カタンの開拓者日本語版公式ページ