『ビッグ・アイデア』日本語版、本日発売
ヒラメキとプレゼンテーション力を試すパーティーゲーム。プレイヤーは発明家となり、「輝く」「エイリアン」の「ソース」というように、手札の「物品カード」と「形容カード」を組み合わせて新種の商品を「発明」する。商品が発明できたら、プレイヤー全員にプレゼン。そうして全員の発明とプレゼンに対して投票する。
投票はブランクカードも混ぜて裏にして出し、自分に投票することはできない。受けった分が得点になり、何ラウンドかの合計で勝利。
あまりに意味のわからない商品だと無視されてしまうし、ありきたりの商品では印象が薄くなって得票は難しい。奇抜なカードの組み合わせと、面白おかしいプレゼンテーションで勝利をつかもう。
オリジナルは2000年にチーパスゲームズ(アメリカ)から発売され、今年フランスのファンフォージ社からデラックス版がリメイクされた。アメリカ版は気に入ったアイデアに投資し、お金を儲けるという戦略要素があったが、フランス版は純粋なパーティーゲームにするため、これを削っている。このたびの日本語版はフランス語版をもとにしているが、アメリカ版のルールは昨日発売された『GameLink』11号に付録として収録されている。
・アークライトゲームズ:ビッグ・アイデア 完全日本語版
『マンション・オブ・マッドネス』日本語版、本日発売
今年、ファンタジーフライト社(アメリカ)から発売されたばかりの新作で、クトゥルフ神話をテーマとしたボードゲーム。TRPGをボードゲーム化しようというコンセプトで作られ、舞台となるマンションを構成するタイルと、迫力あるフィギュアを完備。さらに用意されたシナリオによって異なる複数パターンの展開と結末を迎える。
1人がゲームマスターとなり、シナリオにそってモンスターを出現させたり、イベントを発生させたりする。ほかのプレイヤーは別々のキャラクターを担当し、モンスターを倒したり、シナリオの鍵を説く手がかりを探す。次々と恐怖でキャラクターが発狂してしまうなか、どんな結末が待っているだろうか。
この度発売された日本語版のほか、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ポーランドで各国語版が発売されており、拡張もすでに3タイトル発売されている。