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シュピール’12新作情報:シュミットシュピーレ

一昨年の『クワークル』、昨年の『ロバの橋』で波に乗るシュミットシュピーレは、今年もファミリー向けのライトなゲームを用意しています。
ロンド(Rondo)
R.クニツィア作、2〜4人用、8歳以上。
マスが円形になったボードにコマを置いて得点を競います。自分の番にはコマを好きなだけ置いて1個補充するか、何も置かないで2個補充するか。コマを置く場合、1個目はすでにコマが置かれたマスに隣接する空きマスに置き、2個目以降は隣接するように置かなければなりません。マスには色があり、色を合わせればマスの得点が入ります。また、2個目以降は前に置かれたコマに重ねて得点を増やすこともできます。
ドッグロイヤル(Dog Royal)
J.シュナイダーケーニヒ作、2〜6人用、8歳以上、30〜45分。
5枚のカードから1枚を選んで、その数だけコマを進めます。ほかのコマのいるマスに止まると、そのコマをスタートに戻します。自分のコマを全てゴールに入れた人が勝ちです。ロイヤルルールでは、動きは遅いけれどもほかの王様以外には取られない王様や、移動後さらに空いているマスに進める市民など、コマによって性格が変わります。
クワークルキューブ(Qwirkle Cubes)
S.M.ロス作、2〜4人用、6歳以上、30〜45分。
昨年ドイツ年間ゲーム大賞を受賞したタイル配置ゲームのダイスゲーム版。サイコロを振って、同じ色で別のシンボル化、同じシンボルで違う色になるように並べます。コンプリートとなる6個目を置くと「クワークル」宣言でボーナスがもらえます。狙ったマークを目指して振り直しできるところが熱いです。オリジナルのアメリカ版がすでに国内で発売されています。
高円寺0分すごろくや:クワークルキューブ
バンバンバルーン(Bumm Bumm Ballon)
作者不明、8歳以上、2人以上、15分。
丸い枠の中に風船をセットします。自分の番にはサイコロを振って、出た数だけ枠に棒を差し込みます。風船を割ってしまった人の負けです。
BummBummBallonC.jpg

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シュピール’12新作情報:デイズ・オブ・ワンダー

フランスを本拠とする国際企業、デイズ・オブ・ワンダー社は、過去の名作をもとにした新作を発表します。『修道院殺人事件』の再版も発表されました。
キャメロットを覆う影カードゲーム(Shadows over Camelot The Card Game)
B.カタラ、S.ラジェ作、1〜7人用、8歳以上、20分。
アーサー王と円卓の騎士をテーマにした協力と裏切りのボードゲーム『キャメロットを覆う影(シャドウズ・オーバー・キャメロット)』のカードゲーム版が登場です。
手番にはカードをめくり、クエストカードならばみんなでカードを出し合って解決します。魔女のモーガン・ル・フェイカードが出ると、マーリンカードが出るまで相談できなくなります。
クエストカードの山のポイントの合計が11〜13になったと思ったら、宣言してカードを調べます。11〜13ならば白い剣、それ以外ならば黒い剣を受け取ります。この剣が3つ揃うたびに、裏切り者を告発し、当たれば白い剣、外れれば黒い剣を受け取ります。白い剣が先に7本集まれば騎士の勝利、黒い剣が先に7本集まれば魔女の勝利です。

スモールワールド:王国(Smallworld: Realms)
P.ケイヤール作、2〜6人用、8歳以上、40〜80分。
日本語版も発売されているファンタジー陣取りゲームの拡張セットです。パズルのように組み合せて使ういろいろなかたちの地形タイル26枚と、12本のシナリオ、各種マーカー・トークンが入っており、変化にとんだ地形でプレイできます。日本語を含む多言語版が、ホビージャパンから8月5日に発売されています。