『ピニャ・ピラータ』日本語版、7月中旬発売
『ドミニオン』と『キングダムビルダー』で、ドイツ年間ゲーム大賞を2度受賞しているD.X.ヴァッカリーノの作品。先月イエロ(フランス)から発売されたばかりの最新作が早くも日本語版で登場する。
海賊団の船長となって、伝説の財宝「黄金のパイナップル」を探し求めるゲーム。しかし、宝の地図はバラバラとなり、カリブの海のいたるところに散らばっている。ほかの海賊たちも地図の断片を探し求めており、いち早く地図の断片をすべて集め、つなぎ合わせなくてはならない。
8枚配られた手札をいち早くなくせば、地図の断片を取ることができる。基本的には、前に出たカードと同じ海賊の絵柄があれば出せるが、冒険タイルがめくられていくたびに新しいルールが追加されていく。カードを出すのがどんどん困難になる中、手下の海賊たちをできるだけうまく采配しよう。冒険タイルは40枚もあり、毎ゲームさまざまな展開が楽しめる。
・ホビージャパン:ピニャ・ピラータ
『コンセプト』日本語版、7月中旬発売
フランス年間ゲーム大賞を受賞し(TGiWニュース)、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされている(TGiWニュース)作品。『世界の七不思議』や『マスカレイド』などフランス人デザイナーの作品をリリースしているルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)から発売された。「お題」を言葉なしで、ゲームボード上に表示されたアイコンをヒントにして当てさせる。
プレイヤーが2人1組でチームになり、「お題」1つを選び、ほかのプレイヤーにそれを当ててもらう。2人一緒にゲームボード上のアイコンにコマを置き、先に「お題」を当てたプレイヤーは2点、出題したチームのプレイヤーもそれぞれ1点ずつ獲得する。
「お題」は何でしょうか?(答えは「続きを読む」をクリック)
「お題」は、各カードに初級、中級、上級の3つの難易度別に各3つずつ表示され、その中から1つを選ぶ。古今東西の物、人名、音楽、作品名、ことわざ、名言など様々な分野から全部で990種類。日本語版にあたってローカライズされたものも。そしてヒントは、ゲームボード上に表示されている100種類以上あるアイコンの上に、メインコンセプトとサブコンセプトの推測コマを置いていく。チームワークと個人のセンス、インスピレーションがカギとなるゲームだ。
・ホビージャパン:コンセプト