ゲームマーケット2014秋、出展〆切迫る
ゲームマーケットは、2000年から浅草で行われ、規模の拡大の伴って年2回開催、大阪開催、東京ビッグサイト開催と成長してきた国内最大のボードゲームイベント。新旧ゲームの販売、創作ゲームの販売、中古ゲームの販売、同人書籍・グッズの販売などで賑わい、6月に行われた「ゲームマーケット2014春」は332団体が出展、約6500人が参加している。
東京ビッグサイトでは4回目となる今回は、前回に引き続き申込みが規定数を上回った場合は抽選で方式が採用される。また規定数を下回った場合のみ、8月に二次募集が行われる。
出展形式は広さによって一般ブース・企業ブースの2種類で、出展料はそれぞれ6480円と41040円から。オプションでイベント卓をつけることもできる。申し込み方法はゲームマーケットのホームページから参加申込フォームに記入して送付する。〆切後、事務局から通知があるので、返信に従って出展料を支払う。このほかに、カタログ原稿を9月11日まで送らなければならない。
創作ゲーム、中古ゲーム、輸入ゲーム、関連グッズ、書籍など出展するものは自由で販売もできるが、市販のトレーディングカードゲームの交換・販売・プレイ、成年向け商品の販売・プレイは不可。詳しくはホームページを参照のこと。
・ゲームマーケット2014秋:ご出展のみなさまへ
ドイツ年間ゲーム大賞に『キャメルアップ』、エキスパート大賞は『イスタンブール』
審査員は授賞式の前夜に投票して大賞を決定する。ノミネート作品のデザイナー、イラストレーター、出版社の代表が招かれ、エキスパートゲーム大賞(灰色のポーン)、年間ゲーム大賞(赤いポーン)の順に発表された。それぞれ3タイトルのノミネート作品を順番に紹介した後、大賞が発表された。
『イスタンブール』(ペガサスシュピーレ)でエキスパートゲーム大賞を受賞したR.ドーン氏は、『ジェノバの商人』『ジャンボ』『ラスベガス』『ロスマンフォス』に続く5回目のノミネートで初の大賞を受賞した。インタビューでは、『イルヴェッキオ』をホールゲームズのR.ブルーン氏が編集に携わったことを明かした。『キャメルアップ』(エッガートシュピーレ)のデザイナーであるS.ボーゲン氏は一昨年にキッズゲーム大賞を受賞した『フビを捕まえろ!』に続く2回目の栄冠。選考委員は「ワイルドなレースが感情を呼び覚まします。全ての年代層で期待し、心配し、笑えるゲームです」と評している。
今回、両方の賞がドイツ人デザイナーの作品で占められるのは4年目で初。授賞式に先立って選考委員のB.レーライン氏が、ドイツのワールドカップ優勝に触れ、喜びを表したが、世界一権威あるボードゲーム賞も自国ドイツに与えられた。
ドイツ年間キッズゲーム大賞の発表はすでに先月10日に発表され『幽霊、幽霊、宝探し(Geister, Geister, Schatzmeister)』が選ばれている(TGiWニュース)。
『キャメルアップ』も『イスタンブール』も、現在のところ輸入版がホビージャパンの取り扱いにより販売されている。
・Spiel des Jahres e.V.
・TGiWレビュー:キャメルアップ
・TGiWレビュー:イスタンブール
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