『タンクハンター』第2版、12月20日発売
オリジナルは1989年にホビージャパン発売された戦車ダイス&カードゲーム。ルールを一部改良し、イラストを一新してリメイクされた。各国の戦車が描かれた205枚のカードとダイスで熱い戦いを繰り広げる。デザイナーの吉澤淳郎氏には、デッキ構築ゲーム『ばるば★ろっさ』などの作品があり、イラストは「血の通った戦車」で知られるM.WOLVERINE(えむ・うるぶりに)氏を起用した。
戦車1台1台の性能がデータ化されているカードを用い、ダイスを振って戦う。何台かの戦車でユニットを作り、その戦闘力とイベントカードの効果によってより多くの戦果を上げることを目指す。攻撃の成否はダイスで決めるため、運も味方に付けなければならないのは本物の戦場と同じ。歩兵や砲兵といった部隊、またその運用、さらに戦場における様々な「よくある状況」を表すカードによって、戦車戦の特性、戦場の雰囲気まで味わうことができる。
・アークライトゲームズ:タンクハンター第2版
『カヴェルナ:洞窟の農夫たち』日本語版、12月上旬発売
発売以来、世界中のゲーマーを虜にし続けている農場経営ゲーム『アグリコラ』のスタッフが贈る次世代の農場経営ゲーム。昨年の秋に発売されていた大箱ゲームに、待望の日本語版がついに登場する。厚みのある大箱に、コマがびっしり詰まったゲーマーズゲームだ。総重量は3.5kgにも及ぶ。
プレイヤーは、小さな洞窟に住む小さなドワーフ一族のリーダーとなって、森林と洞窟を同時に開拓する。森林は伐採して畑や牧場にし、洞窟は奥へと掘り進めて鉱石を掘ったり、部屋を作ったりする。どの部屋を作るかによって戦略が大きく変わるだけでなく、鉱石を鍛冶して武器を作り、探索できるようになったことで行動に広がりが生まれた。
『アグリコラ』ファンはもちろんのこと、箱庭系ゲーム、農業ゲームをじっくり遊びたい方に。
・TGiWレビュー:カヴェルナ:洞窟の農夫たち(Caverna: Die Höhlenbauern)