『ロストレジェンド』日本語版、3月中旬発売
『クォーリアーズ!』『サンダーストーン』のM.エリオット(アメリカ)が2013年、クイーンゲームズ社(ドイツ)から発表した作品。国内ではメビウスゲームズが輸入版を扱っている。デッキ構築ではなく、カードドラフトが本作のメインメカニズム。
プレイヤーたちは英雄となり、パーティを組んで難度の異なる冒険の地3ヶ所を順に巡る。配られたカードから1枚ずつ選んでは残りをとなりに渡すカードドラフトでスキルや装備品を手に入れる。英雄は怪物を倒すことで経験値とトロフィーを獲得。経験値が貯まるとレベルアップし、トロフィーによって伝説ポイントが入る。すべての冒険を終えた時、最も伝説ポイントを獲得したプレイヤーが勝者だ。
カードドラフトの前に今回の怪物が分かるので、その怪物に対応する装備ができる。勝てそうにないと思ったらとなりのプレイヤーに渡してもよいが、未知のモンスターと戦わなければならなくなってしまう。
各プレイヤーが担当する英雄はそれぞれキャラクターが異なり、長所や弱点がある。ほかのプレイヤーには怪物を安易に退治させてはいけない。プレイヤーが成長していくファンタジーRPGに、カードドラフトの駆け引きを加えた作品。
幻冬舎エデュケーション、『どうぶつサッカー』発売
シリーズ累計70万部を売り上げた『どうぶつしょうぎ』の後継的作品。コマを交互に動かし、ボールを相手のサッカーゴールに入れることを目指す。自分の番には、コマをあいているところに1マス動かすか、ボールのあるマスにコマを動かしてボールを2マスまで飛ばすか。味方にパスをつなげば、もう1回ボールを動かすことができる。コマはサル、リス、ウサギの3つがあり、サルは一番上段に来ると、2マスまで歩くことができるようになる。
仲間をどこに動かせばパスがつながってシュートできるか、相手にシュートをされないためにはどう守るかなど作戦をたてることができ、コマの動きを覚える必要もなくすぐに決着がつくので、小さな子どもでも楽しめる。
・幻冬舎エデュケーション:どうぶつサッカー