『パンデミック:接触感染』日本語版、6月下旬発売
我は人類を脅かす病原体である。治療法はまだない。
長きにわたり、人類は病原体による疾病に悩まされてきた。その果てに人類は治療薬を開発し、地上から病原体を一掃する手段を手に入れた。そして今、再び病原体の脅威が人類に襲いかかろうとしている。君達は病原体となり、人類を恐怖のどん底に陥れることができるだろうか?
人類を脅かす病原体から世界を救う協力型ボードゲーム『パンデミック』から、カードゲームが生まれた。オリジナルは2014年にズィーマンゲームズ(カナダ)から発売され、今年ドイツ語版とともに日本語版が発売されることになった。ダイスゲーム版の『パンデミック:完全治療』と同じ時期の発売となる。
ゲームのテーマはボードゲーム『パンデミック:新たなる試練』と同じだが、立場が180度変わって、各プレイヤーが世界中に蔓延する凶悪な4種類の病原体の1つとなり、人類と戦うことになる。
各プレイヤーは自らの病原体を「潜伏」、「感染力」、「抵抗力」といった3つの要素で変異させ、世界中の都市に感染していく。プレイヤーたちに立ちはだかる「イベントカード」や「WHOカード」といった、人類のささやかな抵抗をかわしつつ、最終的に人類に最も多くの被害を与えた病原体のプレイヤーがゲームの勝者になる。
これまでの『パンデミック』シリーズとは一味違った新たなパンデミックファミリーのゲームだ。
写真は英語版です。
朝日新聞「梅雨こそボードゲーム」
朝日新聞6月1日朝刊子育て欄に、「梅雨こそボードゲーム」という記事が掲載された。外出しにくくなる梅雨の時期に、子どもとボードゲームを遊ぶことを勧める。
紹介されているのはNPOゆうもあ、名古屋大学の有田隆也教授、そしてすごろくや。ゆうもあの一階良知理事長がボードゲームの対面で遊べる魅力と、みんなでルールを守ることで身に付く社会性について語っている。大学の授業にボードゲームを取り入れている有田教授は、考える楽しさを感じてもらう狙いがあるという。
興味をもった人に、各地の愛好者サークルや育児支援団体などが開くゲーム会に参加することを紹介するほか、すごろくやの丸田店長が勧める『パカパカお馬』『ヒューゴ』『ラミィキューブ』『キャプテンリノ』を紹介している。丸田店長の「ボードゲームは基本的に大人が知的に楽しむもの」というコメントが興味深い。
最後にゆうもあとすごろくやのホームページが紹介されており、おすすめゲームや通販がチェックできるようになっている。
・朝日デジタル:梅雨こそボードゲーム 思考力・社会性を育む