図書館でボードゲーム貸出 山中湖
スウェーデン出身の司書、O.ベリー氏のいるこの図書館ではこれまでも、国際ゲームの日にゲームイベントを行っていた(TGiWニュース)。今春に、使わなくなったボードゲームの寄贈を募集し、『ガイスター』『カルカソンヌ』『キング・オブ・トーキョー』『チケット・トゥ・ライド』などを常設するに至った。
館内ならば空いているところで借りて遊ぶことができ、必要ならばルール説明もしてもらえる。図書館の開館時間は9:30から21:00(夏季)/19:00(冬季)まで。
ボードゲームの日は毎月1回、土曜日の15:00から18:00まで。8月はこのほかに、中学生以上を対象とした「大人のボードゲーム・デー」も行われ、『カタン』なども遊ぶことができる。日程はホームページを参照のこと。
図書館でのボードゲーム貸出はドイツでは一般的。エッセンの図書館では、絵本コーナーの近くにボードゲームコーナーが設けられ、親子で遊んでいる姿が見られた。ある程度の広さ、司書のボードゲームの知識、館内での会話についての利用者の理解などが必要だが、山中湖情報創造館の動きが日本の図書館に広まることが期待される。
山中湖情報創造館へのアクセスは、新宿からの中央高速バス富士五湖行きで「旭日丘」バス停徒歩10分。または富士急富士山駅・JR御殿場駅から路線バス「文学の森公園前」バス停下車徒歩2分。
・山中湖情報創造館:ボードゲームを始めました
・富士山経済新聞:山中湖の図書館でボードゲームの貸し出し 「ボードゲームの日」定期開催も
『仕立て屋シャルロッテの秘密カードゲーム』イベント限定販売
世界一の仕立て屋と呼ばれるシャルロッテに招かれた若者たちは、人間をマネキンに変えて服を仕立てる魔法を見る。その謎とシャルロっての哀しい秘密を解き明かすというストーリーのリアル脱出ゲーム。「ファッション×謎解き」というテーマで、ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏が衣装提供し、展示だけでなく謎を解く手掛かりとなる。
このイベントに合わせて、主催のSCRAPがオリジナルカードゲームを製作。マネキンにならないようシャルロッテをやっつける正体隠匿&トリックテイク風のゲームで、リアル脱出ゲームの興奮が再現できる。イベント会場限定販売で、一般販売の予定はない。
会場は札幌、東京(2会場)、大阪、名古屋、福岡で、毎週末、会場を移しながら9月上旬まで行われている。前売3000円。日時やチケット販売は下記リンクにて。
・リアル脱出ゲーム:仕立て屋シャルロッテの秘密