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名作ボードゲーム拡張セットのアドベントカレンダー、10月発売

今年発足したベルリンのボードゲーム出版社フロステッドゲームズ(Frosted Games)は今秋、シュピール15に合わせて名作ボードゲーム拡張セットのアドベントカレンダーを発売する。45ユーロで予約受付中。
アドベントカレンダーは12月にクリスマスまでを数える日めくりカレンダー。この1日1日に1つずつ、合計24の拡張セットが入っている。収録されていているのは『アビス』『アルルの丘』『ボーナンザ』『カカオ』『カルカソンヌ』『カタン』『コルト・エクスプレス』『ブルゴーニュ』『ドクターパニック』『エル・ガウチョ』『電力会社』『グラスロード』『天空の島(シュピール15新作)』『ベガス』『ルーニークエスト』『マーベル・ダイスマスターズ』『オルレアン』『ロココの仕立屋』『宝石の煌き』『タルギ』『ヴィヴァジャワ』『ウィザード』『春秋戦国』『ズーロレット』と名作揃いだ。
これらの作品を発売する21の出版社も協賛。箱のイラストは『アグリコラ』のK.フランツが担当した。売上1つにつき4ユーロが、福祉団体に寄付される。
ドイツ、スイス、オーストリア以外への発送は受け付けていないため、ほしい方はシュピール会場での受け取りとなる。予約は下記のホームページから(受取日はシュピール会期中の木~土曜日、国名はDeutschlandで)。
Frosted Games:Herbst-Veröffentlichungen 2015

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ブラックストーリーズ:ファニーデス(Black Stories Funny Death Edition)

家族旅行にコミュニケーション推理ゲームの最新作をもっていった。旅行先で遊ぶのではなく、道中に遊ぶ用として。
私がゲームマスターとなり、家族が謎解きに挑戦した。いつも全員が参加しているわけではなく、興味がありそうな問題だけ参加する。質問の途中で抜けたり、正解が近くなってから入ったりと、ゆるく遊べるのがこのゲームの良さで、道中の風景を楽しみながら、おやつを食べながらでもよい。
この作品は、空想ではなく事実に基づいた話なので、その分だけ興味を強くもてる。これまでのシリーズは脳トレという印象があったが、刑事になったような気持ちで事件の真相に迫っていく。
皆目見当がつかないまま飽きてしまうということがないように、行き詰まったらヒントを出すようにした。手加減できるのもアナログゲームの良さだ。
「男はスピード狂だった。ブレーキをかけたのが運のつきだった」・・・・・・そんなことで死んじゃうの?と思いながら箱絵を見るとドクロがピエロ鼻になっている。まさにファニーデス。事実は小説よりも奇なり。
Black Stories Funny Death Edition
H.ベーシュ、C.ハーダー、J.シューマッハ/モーゼス出版(2011年)+cosaic(2015年)
2人以上/12歳以上(小学校高学年ぐらいからプレイ可)/20分