『デッドマンズドロー』日本語版、11月22日発売
オリジナルはアメリカのデジタルゲーム会社スタードックが制作し、キックスターターで資金を集めてメイデイゲームズが出版した作品。輸入版はゲームストア・バネストが取り扱っている。特殊能力ありのバーストゲームである。
宝の山からお宝を1枚ずつ引いていき、まだ集めていない種類のお宝であればさらに引ける。うまくいけば一度に多くのお宝を手に入れることができるが、既に集めた種類のお宝だと、全て失ってしまう。
お宝にはそれぞれ特殊な能力があり、冒険の手助けをしてくれる。剣でほかのプレイヤーのお宝を奪ったり、地図でカードを選べたりするが、クラーケンが出ると強制的に2枚引かなくてはならない。1枚引くたびにスリルと興奮が待っている。さらにもう1枚、引くべきか否か?!
ヘムズ・ユニバーサルゲームズによる日本語版は『バオバブ』『スパイフォール』に続いて3タイトル目。ゲームマーケットではこの3タイトルが全て販売される。
ウヴェ・ローゼンベルクの『アルルの丘』日本語版、11月22日発売
『アグリコラ』『ル・アーブル』のデザイナー、U.ローゼンベルクが2014年、フォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から発表した作品。ドイツゲーム賞2015で5位に入っている。同社の『テラミスティカ』と同じ大きさの箱で、2人用ゲームとしては異例のボリュームで話題となっている。
北ドイツのアルル地方には、ローゼンベルクの父親が生まれ、両親が結婚した村がある。ここで1800年頃を舞台として、湿原を干拓し、畑を作り、動物を飼育し、仕事の腕を上げ、建物を建設するゲーム。ワーカープレイスメントで、各プレイヤーは自分の居住地ボードと納屋ボードをもち、9年間にわたって発展させる。夏と冬の季節があり、それぞれできることが異なるのが特徴だ。
テンデイズゲームズでは輸入版を扱ったことがあるが、数量が少なかったため抽選販売になったという経緯がある。今回の日本語版で、価格が下がっただけでなく、安定供給も期待される。
写真はオリジナル版のものです。