ゲームマーケット2015秋:開幕
通算28回目を迎えるアナログゲーム専門の総合イベント。ボードゲーム、TCG、TRPG、SLGなどの各ジャンルにわたって、企業から同人サークルまでが創作、輸入、中古、書籍、関連グッズが展示販売する。8,670㎡のホールに410団体が出展。出展される新作は国産だけで約250タイトルに及ぶ。
出展ブースでは無料体験卓が多く設けられるほか、TRPG体験コーナー、リアル謎解きゲーム、ごいた大会、テキサスホールデムポーカー体験会、こどもゲームコーナーが設けられ、購入だけでなく、幅広い年代が楽しいひとときを過ごすことができる。
また今年は初めてとなるゲームマーケット大賞2015の発表と授賞式が12時から行われる。授賞式の後は、優秀作品の体験コーナーが開かれるので、実際に遊ぶこともできる。優秀作品に選ばれた5タイトルから大賞に輝くのはどれか?
ほかにも、買い物に便利な公式エコバッグやコットンバッグ、扇子が販売され、ゆうパックの会場受付もあり、たくさん購入しても安心。がっつり買いたい人も、ふらっと立ち寄って遊びたい人も、東京ビッグサイトに行こう。
・ゲームマーケット公式
アエラキッズでボードゲーム特集
選者は学習塾「探求学舎」講師の塩屋純一氏と、ドイツゲーム輸入会社「クレーブラット」の畑直樹氏。脳を刺激し、思考力を高める要素があるものとしてボードゲームを子育てに取り入れることを薦めている。塩屋氏による「ジレンマ」「ライバル」「かっこいい(かわいい)」の3つの分類でそれぞれボードゲームを紹介する。
「ジレンマ」で取り上げられたのは『インカの黄金』『穴掘りモグラ』『アルケリーノ』。決断・戦略・パズルとバラエティーをもたせたチョイスで、論理的思考能力の育成に役立つとする。「ライバル」では『ごきぶりポーカー』『ニムト』『ドブルキッズ』。人間相手だからこそ面白いゲームを並べ、相手の気持ちになって考えられるという。最後に「かっこいい、かわいい」では『キュージェット』『ぶたは飛べるの?』『ディクシット』を考え、テーマやビジュアルにもこだわった作品で子供が引き込まれるとしている。
その後には「楽しみながら賢くなるパズル&カルタ」で4種類のカルタと『ケミストリークエスト入門版』も紹介する。
朝日新聞出版は、この本の発売を記念して11月23日(祝)、東京・豊洲のららぽーとにある紀伊國屋書店にて『ぶたは飛べるの?』の親子体験会を実施する。11~17時。参加無料・予約不要。