キッズゲームでボードゲーム初め

新年のボードゲーム初めは家族でキッズゲームを遊んだ。
雪玉ゾンビ
雪玉ゾンビ
お墓から迫ってくるゾンビを雪玉を転がして倒すゲーム。毎ターン、ダイスで出たお墓からゾンビが出現し、ルートに沿って坂道を登ってくる。プレイヤーはアクションカードを一斉に出して、自分のコマを移動したり、杭を取り付けたり外したりし、雪玉(パチンコ玉)を転がす。雪玉がゾンビに当って倒れれば得点。ゾンビが村まで登ってくると、一番近いプレイヤーが失点する。こうして7ラウンドで得点を競う。
アクションカードは使い切りなので、どこで雪玉を投げるかの判断がポイント。ゾンビが遠くにいると当たりにくいが、近づけてからだと襲われる危険もあるし、その前にほかのプレイヤーに倒されてしまうかもしれない。さらにゾンビの中に倒してはいけない村人も混じっており、杭を上手く使うテクニックも求められる。
1回の雪玉で並んでいるゾンビを一気に倒せたときは爽快。対象年齢は10歳以上となっているが、キッズでも楽しめた。
ボドゲイム(ゲームマーケット2016秋)
デザイン・Shingo Fujita
グラフィックデザイン・Shintaro Ono
3~5人用/10歳以上/15~30分

パクッとプリッと
ラッコなら貝、ウサギならクローバー、カエルならコオロギと、めくられた動物カードが食べたいカードを、裏向きの場札からめくって探す記憶ゲーム。当たったらうんちカードと差し替えていき、うんちカードをめくったら失点になってしまう。
「黒くてとてもくさいうんち(ライオン)」、「ロケットがたのねっとりうんち(カエル)」など動物によっていろいろなかたちのウンチがあり、勉強になる。プロモカードで人間の赤ちゃんもあり。
さかしんすがの(ゲームマーケット2016秋)
デザイン・さかしん
イラスト・すがのしょうへい
2~5人用/5歳以上/20分

ルビーモンスターズ
ルビーを、モンスターを出して取り合う『ハゲタカのえじき』式カードゲーム。バッティングすれば単独次点が獲得する。モンスターはたった5枚だが、獲得できなかったモンスターは手札に戻ることから、先読みの要素がある。それでいて5点先取であること、失点になるドクロも2枚集めれば勝利になることから展開は早く、しっかり考えたほうが勝てるゲームである。
グランディング(ゲームマーケット2016秋)
デザイン・菅沼正夫
イラスト・堀田昇
2~6人用/5歳以上/5分


ギョっと
お魚を、あみやふねで取り合う『ハゲタカのえじき』式カードゲーム。バッティングすれば単独次点が獲得する。どうぐだけでなく釣り場も選び、釣り場がかぶっていなければ悠々とお魚をゲットできること、誰も選ばなかった釣り場はお魚が累積していくことから、選択がより複雑で悩ましくなっている。お魚がたくさんいる人気の釣り場を避けて、誰も来なさそうな釣り場に行ったら皆が来ていたりとドラマも生まれる。
クレーブラット(2016年)
デザイン・畑直樹、小倉ダイスケ
イラスト・サニー
2~4人用/4歳以上/5分


スパゲッティの上のイェティ(Yeti in My Spaghetti)
『崖の上のポニョ』みたいなタイトル。ボウルの上のスパゲッティの上にいる雪男を落とさないように、スパゲッティをゆっくり取り除いていくという謎シチュエーションのゲーム。スパゲッティは縮れていてほかのスパゲッティと絡まっており、ひねりながら少しずつ注意深く抜いていかなければならない。『スティッキー』式だが、ポイントは雪男が皿の中に落ちたとき、その直前のプレイヤーの勝利となる点。次のプレイヤーで失敗させようとしてわざとぎりぎりのプレイをするため、ゲームが終わるのが早い。
プレイモンスター(2015年)
2~人用/4歳以上/5分

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