小窓からイラストを当てよう『マクロスコープ』日本語版、9月上旬発売
『キリンメーター』と同じくライフスタイルボードゲームズ社(ロシア)の新作で、英語版と同時発売となる。「マクロスコープ」という装置に白黒のイラストが入っており、12個の小さな小窓から見て、何のイラストかを当てる。
手番プレイヤーはダイスを振り、マクロスコープの小窓を開け、中に入っているイラストをのぞく。そこで見えたイラストの一部から、何が描かれているかを当てる。開いている小窓が少なければ少ないほど、得点が高いが、間違うとたくさんの点数を失ってしまう。ほかのプレイヤーは見ているだけでなく、手番プレイヤーの回答に異議を申立てて自分の回答をすることもできる。
お題のイラストは400種類。簡単なルールだが、ごく一部しか見えない上に、白黒であるため大人でも容易ではない。大人も楽しめるキッズゲームだ。
内容物:イラストカード200枚(両面印刷)、マクロスコープ1台、マーカー1個、トークン12個、勝利点クリスタル64個、ラウンド表示板1枚、ダイス2個
第6回カルカソンヌ日本選手権、月形祐輔氏が優勝
今年で6回目となるカルカソンヌ日本選手権(主催・メビウスゲームズ)が8月14日(日)、東京・豊洲文化センターにて開催された。のべ659人が参加した43回の全国各予選の成績優秀者と、シード選手を加えた74名が参加し、京都の月形祐輔氏が優勝に輝いた。
ルールは世界選手権と同じ2人対戦。予選の成績で上位8名が準々決勝に進出し、1位対8位、2位対7位、3位対6位という組み合わせで対戦した。昨年の予選通過者がひしめく準々決勝を4名が準決勝へ通過した。準決勝では予選全勝1位の小川光一氏と予選5位の久保真人氏、予選3位の月形祐輔氏と予選2位の榎本厚熙氏がそれぞれ対戦。それぞれ小川氏と月形氏が勝利し、決勝で対戦した。
決勝戦は6点差で月形祐輔氏が優勝し、10月にエッセンで行われる第11回カルカソンヌ世界選手権への参加資格を獲得した。予選から準決勝まで8戦全勝の小川氏は準優勝で、昨年の4位から順位を上げた。3位決定戦を制したのは榎本厚熙氏。
世界選手権での日本代表の成績は、一昨年が優勝、昨年が準優勝。日本代表が参加するようになったのは第6回からであるにも関わらず、国別の通算成績では36カ国中8位につけている。月形氏の今年の活躍に期待したい。
・カルカソンヌ日本選手権