国際ゲーマーズ賞2016に『モンバサ』『世界の七不思議:デュエル』
『モンバサ』は先日発表されたドイツゲーム賞に続く受賞で(TGiWニュース)、今年一番なゲーマーズゲームの座は不動のものとなった。国際ゲーマーズ賞とドイツゲーム賞が同じ作品を1位に選ぶのは『テラミスティカ』『ロシアンレールロード』『マルコポーロの旅路』に続き、4年連続。ひとつの作品に人気が集まる傾向が続いている。
当サイトの管理人は本年から、国際ゲーマーズ賞の選考委員となった。選考といっても面白いと思った順にメールを送り、それを集計しているだけなので、審査員が侃々諤々と議論するゲームマーケット大賞と比べると物足りなさが残った。
国際ゲーマーズ賞の表彰式は、ドイツで開催されるボードゲームメッセ「シュピール」会期中の14日、各国から集まった選考委員の立ち会いのもと行われる。
【国際ゲーマーズ賞2016】
(一般ストラテジー部門)
・モンバサ(Mombasa/A.プフィスター/エッガート・シュピーレ)
(2人用ストラテジー部門)
・世界の七不思議:デュエル(7 Wonders Duel/A.ボザ&B.カタラ/ルポ・プロドゥクシオン)
・International Gamers Awards:2016 Winners
第2回ゲームマーケット大賞、二次審査通過作品発表
ゲームマーケット大賞は、アナログゲームシーンのさらなる盛り上がりのために昨年設立された。国内最大のアナログゲームイベント「ゲームマーケット」で過去3回に発表された新作の中からセレクトし、12月のゲームマーケット秋に大賞が発表される。今年の審査員は草場純、秋山真琴、ふうか、小野卓也の4名。
第1回に引き続き2年連続で二次審査を通過したのは、13団体中、OKAZU Brandと高天原だけで、それ以外は総入れ替え(昨年の結果はこちら)。国内のボードゲーム制作団体が群雄割拠している様子が浮き彫りとなった。
二次審査を通過した団体は今後1年間、出展申し込みが抽選になった場合、自動的に当選する権利が与えられる。優秀作品(4~5タイトル)の発表は11月10日頃の予定。
・ゲームマーケット大賞2016 ニ次審査通過作品 発表
【ゲームマーケット大賞 二次審査通過作品】
Cinecitta1937(吉々庵)、アニュビスの仮面(ギフトテンインダストリ)、ガラクタオークション(こげこげ堂)、ソラシノビ(グループSNE/cosaic)、たのめナイン(するめデイズ)、ちんあなごっこ(高天原)、トリック オブ スパイ(カワサキファクトリー)、ナショナルエコノミー(スパ帝国)、ビンジョー×コウジョー(すまいる120円)、横濱紳商伝(OKAZU brand)、似顔絵探偵(JoyntGame Factory)、狩歌(Xaquinel)、幽霊島の殺人(楽々亭)、曖昧フェイバリットシングス(するめデイズ)