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シュピール16:スカウトアクション

ボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は、日曜日まで行われていたドイツのボードゲームメッセ「シュピール」にて、新作の人気投票「スカウトアクション(Scoutaktion)」を行い、結果を発表した。結果は以下の通り。

【フェアプレイ・スカウトアクション】
1位:オーディンの祝祭(Ein Fest für Odin/フォイヤーラント)
1位:グレートウェスタントレイル(Great Western Trail/エッガートシュピーレ)
1位:ファーストクラス(First Class/ハンス・イム・グリュック)
2位:レイルロード・レヴォリューション(Railroad Revolution/ホワッツユアゲーム?)
3位:テラフォーミング・マース(Terraforming Mars/ストロングホールド)
3位:ロール・フォー・ザ・ギャラクシー(Roll for the Galaxy/リオグランデ)
4位:ウルムの黄金時代(Ulm/フッフ&フレンズ)
5位:コードネーム・ピクチャーズ(Codenames: Pictures/チェコゲームズ出版)
5位:コテージガーデン(Cottage Garden/シュピールヴィーゼ)
6位:ファーベルザフト(Fabelsaft/2Fシュピーレ)
6位:ヴィア・ネビュラ(Via Nebula/スペースカウボーイズ)
6位:キングドミノ(Kingdomino/ペガサスシュピーレ)
7位:デルフォイの神託(Das Orakel von Delphi/ペガサスシュピーレ)

この投票は重複投票を避けるため記名式で行われ、1~5の5段階で評価する(1が最高)。それでも組織票が入って1タイトル除外されたが、1位はU.ローゼンベルクの重量級ゲーム『オーディンの祝祭』、A.プフィスターの新作『グレートウェスタントレイル』、H.オーライの新作『ファーストクラス』が入り、デザイナー・出版社ともにドイツ語圏の作品が並んだ。前回同様、小数第1位までで順位を付けているため、同じ順位に複数のゲームが並ぶ。

また規定票数には届かなかったが評価の高かったものとして、『エスケープルーム(ノリス)』『電力会社カードゲーム(2Fシュピーレ)』、『フチカート(2Fシュピーレ)』『カナガワ(イエロ)』『コロニスト(ルックアウトシュピーレ)』『ロレンツォ・イル・マニーフィコ(クラニオ・クリエイションズ)』『ミスティックベイル(AEG)』『パパ・パオロ(クワインドゲームズ)』『トリカリオン(コラックスゲームズ)』が挙げられている。

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『放課後さいころ倶楽部』第8巻発売

小学館は12日、月刊少年サンデー「ゲッサン」連載のボードゲームコミック『放課後さいころ倶楽部』第8巻を発売した。中道裕大作、637円。
女子高校生がボードゲームを通じて友情を深めていく物語。5ヶ月に1巻のペースで単行本化されており、このコミックがもとでボードゲームを始めた人も少なくない。毎回ボードゲームが1タイトルずつ登場し、そのゲームを通じたドラマが描かれる。恒例のおまけ漫画やすごろくや店長のコラムも付いており、ゲッサンで読んでいた方も買う価値がありそうだ。
物語は新年度に突入。美姫たち4人は2年生になり、加茂川北高校にも新入生が入る。新登場の1年生、黒崎奈央は、気怠く無気力だったが、アパートの2階に住むさいころ倶楽部の店長と関わったことから、ボードゲームの世界に入っていく。
発売を記念して10月16日に京都のボードゲームカフェ「Cafe MEEPLE」にてゲーム&サイン会が開かれ、10月22日には東京・高円寺のす箱にてトークショーが行われる。トークショーはすごろくやのウェブサイトから前売1500円(当日2000円)。