第11回カルカソンヌ世界選手権、月形祐輔氏7位
10月16日、ドイツのエッセンで行われた「シュピール」にて、第11回カルカソンヌ世界選手権が開催され、日本代表の月形祐輔氏が7位になった。
世界34カ国(昨年比+3)の代表と、昨年のチャンピオンが参加。日本からは今年の日本選手権優勝者である月形祐輔氏が参加した。日本選手権と同様に2人対戦で予選を6ゲーム行い、勝ち数で上位4人が準決勝に進出するレギュレーションである。
カルカソンヌデザインの着物姿をまとったメビウスママさんたちの応援のもと、前半は決勝圏内に入る善戦を見せた月形氏だったが、4勝2敗で惜しくも決勝進出を逃し、7位となった。
予選を通過したのはロシア、スロヴァキア、ギリシャ、ベルギー代表という顔ぶれ。ギリシャのP.リツァルドプロス氏は第8回、第10回で優勝した実力者で、ベルギー代表を破って決勝に進出したが、接戦の末、ロシア代表のV.コヴァレフ氏が終盤に突き放して優勝を勝ち取った。
・Spielezentrum Herne:11th Carcassonne World Championships
月形さんは7位 頑張ってくれました。ありがとうございました😊 #カルカソンヌ pic.twitter.com/zHgGWNR1Xk
— メビウスママ (@mobiusmama) 2016年10月16日
フェルト作『デルフォイの神託』日本語版、11月下旬発売
今年のシュピールでホールゲームズ(ドイツ)から発表され、スカウトアクションでも7位に入った作品。ホールゲームズがS.フェルトの作品をリリースするのは『ルナ』『アクアスフィア』に続いて3タイトル目となる。
ギリシャの雷と空の神ゼウスが、最も勇敢な者を決める競争を開催した。ゼウスが与えた12の試練―優美な彫像の設置、荘厳な聖廟の建設、大量の捧げ物の奉納、最も恐ろしい怪物の打倒―を最初に達成するべく、プレイヤーは船を準備してエーゲ海に出航する。神秘的なデルフォイの神託神殿の巫女ピュティアに教えを請い、その神託に従って進むべき正しい道を見つけるのだ。
六角形タイルのゲームボードに散らばった島々に船で移動し、3個の神託ダイスを振って実行できるアクションが決められる。神々からの助力で特殊能力を身につけることもできる。こうして12の試練を全て達成し、ゼウスのところに早く戻ったプレイヤーが勝利する。
船の装備やゲームボードの配置はゲームごとに変わり、そのたびに戦略も展開も変わるゲーマーズゲームだ。
内容物:ボードタイル12枚、都市タイル6枚、島タイル12枚、恩恵トークン34枚、ゼウスタイル48枚、船タイル8枚、盾4枚、アクションサマリー4枚、ゼウス駒1個、捧げ物駒24個、神殿駒6個、怪物駒24個、彫像駒18個、神駒24個、聖廟駒12個、船駒4個、神託ダイス12個、戦闘ダイス1個、タイタンダイス1個、負傷カード42枚、神託カード30枚、装備カード22枚、仲間カード18枚、プレイヤーボード4枚、ルールブック1冊