フジテレビ「とくダネ!」でボードゲーム特集

フジテレビ系列の情報番組「とくダネ!」で本日9時過ぎ、「ボードゲームにハマる大人たちをのぞき見!」として約14分にわたって都内のボードゲーム事情が紹介された。
紹介されたのは身近だけど知らない世界を映像化する「のぞき見!リアル とくキュウ」というコーナー。「デジタル全盛の今、なぜ大人たちがボードゲームにハマるのか?」というテーマである。
開店前に行列ができるJELLY JELLY CAFE渋谷店 で『あてっこついたて 』を遊ぶ男女グループ。ここでは心理戦や盛り上がる会話という魅力をお客が語る。ディアシュピール (東中野)では初対面の客がすんなりと『パンデミック 』を遊び、アナログゲーム研究家の草場純氏が64歳の元小学教員として登場。「デジタル機器は自分の中に埋没しちゃう。人との関わりがボードゲームの楽しいところ」と話した。ちなみに男性3人に入った女性はボドゲーマのまつなが氏である。
次はSNS運営会社Wantedlyのボードゲーム部。週に1回社員が帰宅前にボードゲームを遊んでいく活動を行っている。この日は『エセ芸術家ニューヨークへ行く 』を遊び、「ボードゲームってやってると人間性が分かる。接し方が分かってくる」とコメント。先輩後輩の垣根を越えて、円滑な人間関係が生まれてきたという。
CMを挟んで、今度は高齢者。ライフタイム国立デイサービスセンター で平均87歳という利用者が『地獄の釜 』を遊ぶ様子が映された。介護職員の松元泰右氏は「高齢者って今、家にこもってしまう。対面で人と顔を合わせてやると会話が起こる、笑顔が起こる。すごいことだと思う」と述べた。なお松元氏は今月のゲームマーケットで『デイサービス農園 』という創作ボードゲームを発表した人物である。
最後はスタジオ。MCの小倉智昭氏が「雀荘に集うようなものなのかなあ」とコメントした後、脳トレにもなるゲームとして『ナインタイル 』を紹介。ほかにも『ナンジャモンジャ・ミドリ』『おばけキャッチ』『キャプテンリノ』が写真付きで映された。水曜日コメンテーターの深澤真紀氏は「私も大好き」といい、子どもたちに楽しんでもらっていると話したが、デーブ・スペクター氏は以前『モノポリー』で自己破産してからもう遊んでいない様子だった。そして番組は羽生・井山氏に国民栄誉賞検討のニュースへと続いた。
とくダネ!:12/13(水)の放送