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GMマガジン4号本日発売、クニツィアのゲームが付録

書苑新社は本日、グループSNEのアナログゲーム誌『ゲームマスタリーマガジンVol.4』を発売した。B5版160ページ、2000円(税別)。
TRPGとボードゲームの両方を扱う専門誌。ボードゲームはライナー・クニツィア特集で、数多くの作品の中からグループSNEの安田均氏をはじめ愛好者がお薦めの作品を語る(当サイトの管理人も寄稿)。杉本=ヨハネ氏の傑作ボードゲーム攻略講座もクニツィアの『ロストシティ』。
ボードゲームコミックは磨伸映一郎氏の『アナゲ超特急』(今回の題材は『ダンジョンファイター』)、冬城あおい氏の『めいことボドゲ』が連載。『コボルドのゲームデザイン』翻訳連載ではM.セリンカー(『丘の上の裏切り者の館』)が登場する。
付録にはクニツィアの未発表作品『紫禁城(The Forbidden City)』。龍の力を借りて勢力を拡大するタイル配置ゲームで、コンポーネントも切り取り式で全て入っている。

Posted in 日本語版リリース

ヴァイキングの冒険『レイド』日本語版、7月中旬発売

ホビージャパンは7月中旬、ヴァイキングがロングシップで世界を探検をする冒険ゲーム『レイド(Raids)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.ダンスタン&B.ギルバート、イラスト・ビバウン、2~4人用、8歳以上、40分、5000円。
オリジナルは2018年、イエロ社(フランス)から発売された。日本語版同時発売となる『ピラミッドのつくりかた(Pyramids)』と同じイギリス在住のデザイナーコンビの作品。強力なロングシップを建造し、勇敢なヴァイキングの乗組員を集め、世界を探検して栄誉を競う。
ゲームは4ラウンドにわたって行われる。毎ラウンドのはじめにタイルが並べられ、今回のロケーションが決まる。手番には空いているロケーションに船を移動してそこにあるタイルを取るか、すでに誰かがいるところに船を移動して戦争を始める。戦争では攻撃側がヴァイキングを1人犠牲にし、防御側はヴァイキングを2人犠牲にするか、その場所を明け渡さなければならない。防御側が2人犠牲にしたら今度は攻撃側が3人犠牲にする……というような競りが行われる。
こうして次の手番まで防御できればお宝を獲得でき、ラウンドの最後に売ったり、斧を集めてモンスターとの勝率を上げたりできる。ラウンドの最後に最多ボーナスがあり、4ラウンド合計の栄誉ポイントで勝敗を決める。
手番順は一番後ろにいる船からだが、近場は先に出航したロングシップが荒らした後なので、どれだけより先に進み、ほかのヴァイキングより早く略奪するかが腕の見せどころ。自分のロングシップに遠征で獲得したタイルを配置して改良する要素や、ユニークなヴァイキングミープル、金属製コインも魅力の冒険ゲームだ。
内容物 ワールドボード1枚、ロングシップ・ボード4枚、ロングシップ・マーカー4個、遠征タイル75枚、金属製コイン20枚、ヴァイキングコマ40個、ルールブック