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デッキ構築&ダイスドラフトで酒場経営『ティーフェンタールの酒場』日本語版、2月20日発売

アークライトは2月22日、『ティーフェンタールの酒場(Die Tavernen im Tiefen Thal)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・W.ヴァルシュ、イラスト・D.ローハウゼン、2~4人用、12歳以上、60分、5800円(税別)。
『クアックザルバー』でドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞したヴァルシュが、同じシュミット社(ドイツ)から昨年発売した作品。ドイツゲーム賞で『ウイングスパン』に次ぐ2位に選ばれている。プレイヤーは酒場の主人となり、うまく切り盛りしてお金持ちの常連客を増やすことを目指す。
毎ラウンド、自分のデッキからお店に客を並べてスタート。各プレイヤーが4つのダイスを振ってその中から1つ選び、残りをそれぞれ左どなりに渡していく(ダイスドラフト)。このダイスを自分のボードやカードに配置して客から収益を得たり、ビールを醸造したりする。そしてこのお金とビールで新しい客を手に入れたり、ウェイトレスの雇用・酒場の拡張整備などのアクションを行ったりする。
徐々に金持ちの客が入ってくる自分のデッキは圧縮もでき、収益がだんだん上がっていく仕組み。しかし必ずしもすべてのカードが引かれるわけではないため、その夜のお店の状態は開店してみるまで分からない。8ラウンドの後、デッキのカードの得点を合計して最も高いプレイヤーが勝利する。
デッキ構築の育成感と、ダイスロールの興奮、そしてダイスドラフトの駆け引きと楽しさがいっぱい詰まっており、夜の酒場の高揚感が再現されている。追加モジュールもたくさん用意されており、リプレイ性も高い。
内容物:修道院ボード 1枚、ラウンドマーカー 1個、カウンター客タイル 12枚、シュナップスボーナスタイル 3枚、酒場ボード 4枚、設備タイル 40枚、白ダイス 16個、色付きダイス 12個、コースター 4枚、ビール貯蔵庫マーカー 4個、金庫マーカー 4個、修道院マーカー 4個、親マーカー 1個、カード 240枚、シュナップストークン 20個、芸人タイル 12枚、評判マーカー 4個、記名帳ボード 4枚、サインタイル 40枚、ルール説明書 1冊、追加モジュール説明書 1冊

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バッグビルド協力ゲーム『タリスマン:伝説の勇者たち』日本語版、2月中旬発売

ホビージャパンは2月中旬、『タリスマン:伝説の勇者たち(Talisman: Legendary Tales)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・ゲームデザイン:M.パルム&L.ツァッハ、イラスト・ツァップ、1~6人用、8歳以上、20~40分、5600円(税別)。拡張セットではなく、単体でプレイできる。
1983年にイギリスで発売されたファンタジーボードゲーム『タリスマン』の世界観に基づく協力ゲーム。『悪魔城への馬車』や『アンドゥ』シリーズを手掛けるパルムとツァッハがデザインし、2018年にペガサスシュピーレ(ドイツ)から発売された。行方不明となった5つの伝説の護符「タリスマン」を、邪悪の軍勢より先に取り戻すべく、探索の冒険を繰り広げる。
5つのアドベンチャーが用意され、全てをクリアしたとき世界は救われる。同じアドベンチャーを繰り返しプレイしても、1回のセッションで複数のアドベンチャーをプレイしてもよい。
各アドベンチャーは六角形のタイルを並べてマップを作り、アドベンチャーシートに従って進める。手番にはダイスを振って移動し、移動先でバッグからチップを引き、敵を倒したりミッションを達成したりする。敵を倒すと財宝チップが手に入り、バッグの内容を強化できる。
バッグの内容は選んだキャラクターによって異なり、また袋に戻すタイミングを自分で決めることができるため引きたいチップと引きたくないチップで悩ましい。ダイスやチップで砂時計のマークが出るたびに時間が進み、指示されたミッションをクリアできないまま時間が最後まで行くと全員の敗北となってしまう。
アドベンチャーシートにはストーリーもあって、タリスマンの世界に浸れる作品だ。
内容物:場所タイル12枚、大判のアドベンチャー・シート5枚、厚紙製のタグ付き布製バッグ7枚、ヒーローキャラクターフィギュア12個(男性版と女性版)、各種トークン195個、特製ダイス1個、ルールブック1部
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