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コミック『天王寺さんはボドゲがしたい 』第3巻、2月27日発売

竹書房は2月27日、ボードゲームをテーマにしたコミック『天王寺さんはボドゲがしたい』第2巻を発売した。mononofu(もののふ)作、580円(税別)。
竹書房のグラビア付き青年月刊誌『キスカ』で連載中のボードゲームコミック。昨年9月に第2巻が発売されてから5ヶ月で第3巻の発売となった。コミック万能タイプの帰国子女、天王寺ユリアを一方的にライバル視している主人公の南森ゆきが、ボードゲームを通して友情を深めていく。今回の収録は第11~15話で、『ソレニア』が登場する。
今回もゲーマーズで購入 するとオリジナルイラストカードがもらえる。試し読みはコミックガンマ+ にて。

Posted in 日本語版リリース

手探りで四目並べ『フォーセンシズ』日本語版2月28日発売

すごろくやは2月28日、手探り四目並べゲーム『フォーセンシズ(Four Senses)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・山本光夫、2~3人用、8才以上、10~20分、3200円(税別)。
オリジナルはLOGY GAMESがゲームマーケット2017秋に発表した『Megateh(めがて:目我天)』。これを昨年、ヘルベティク社(スイス)がリメイクし、このたび逆輸入の形で日本語版となった。
アイマスクを装着し、盤面もコマも見えない状態で、手探りで盤面を把握しコマを置き、縦横斜めの1列に穴の有無か高さを揃える四目並べ。指先から得られる情報を元に頭の中に戦況を思い描くには、指先の感覚だけでなく記憶力も求められる。たとえ勝利条件を満たしても、自分で指摘しない限りゲームは続行されるところも面白い。
シングルの平たいコマと穴あきコマが各8個、ダブルの2種組み合わせコマが8個ある。この中から1コマを選んで順番にボードに配置する。ダブルのコマは平たい面と穴あきの面のどちらを上にしてもよい。盤面は2段分の深さの穴が空いているが、通常コマ+ダブルコマで最大で3段まで積むことができる。縦横斜めに1段2段3段の階段状に並べるか、同じ高さか、穴の有無が同じ面で4目にすれば勝利。
木製のコンポーネントは手触りがよいだけでなく、コマの段差が分かるようにしたことで機能性も高めた。目隠しをしなくてもアブストラクトゲームとして奥が深く、やり込むほどに手先と目から得られる情報の差がなくなっていく。視覚障害者も対等にプレイできるユニークな作品だ。
すごろくや:フォーセンシズ