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ドイツ・アスモデ社が小売店に33000個寄贈、コロナ危機脱出に向け

ドイツ・アスモデ社は29日、コロナ危機後の再出発に向け、ボードゲーム小売店にボードゲームを33000個以上、総額35万ユーロ(4050万円)相当寄贈することを発表した。1店舗あたり30~40個送られ、顧客プレゼント、懸賞、福祉施設への寄付など自由に使うことができる。
ドイツでは3月17日から4月19日まで1ヶ月間、政府の決定により食料品店や薬局などを除く店舗が閉鎖されていた。その再開をサポートするため、アスモデ社はドイツ・オーストリア・スイスで取引のある100店舗にアンケートを実施。顧客が店舗に戻ってきてもらうことが最重要課題であるという結論になった。
そこで店舗閉鎖が解除される20日に合わせて「オープン!またゲームしよう(Offen – Wieder im Spiel)」というキャンペーンを実施。店舗に掲示するステッカーやポスターを製作すると共に、自社製品を無料で寄贈することにした。
アスモデ社のCMディレクター、Y.ヴェッセン氏は「ボードゲームショップにはとても忠実な顧客がおり、コロナ危機の時にも店舗を気にかけ、例えばクーポンを購入したり、現地の宅配サービスを利用したりしています。この気持ちに報いると共に、お客様をお店に呼び戻したいと考えています」と語っている。
Asmodee schenkt dem Handel mehr als 33.000 Spiele

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ブラックなイベントで大混乱『フランティック』日本語版、5月28日発売

アークライトゲームズは5月28日、『フランティック カードを出すだけのカンタンなゲーム(Frantic)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・F.エンジェラー&P.フリック&P.リップナー&S.ワイスコプフ、2~8人用、12歳以上、5~45分、2000円(税別)。
あらゆる手段でカードを押しつけ合い、より早く手札をなくすカードゲーム。オリジナルはルールファクトリー(スイス)から2015年に発売された。多彩な特殊カードと、ブラックカードによって発生するユニークなイベントで局面が一変し、先の読めない破天荒な展開を楽しめる。
各自7枚の手札でスタート。1から9までの数字が入った4つの色があり、前のカードと同じ数字か、同じ色のカードを出すことができる。スペシャルカードで指定した相手に山札から4枚引かせたり、自分の手札を渡したりする。
黒の1~9はイベントカードで、数字が合ったときだけプレイでき、イベントが発動する。イベントには何も起こらない「13日の金曜日」、全ての手札をシャッフルして配り直す「トルネード」など20種類。とんでもない効果も待っている。
内容物:ゲームカード 125枚、イベントカード 20枚(※カードサイズ:58mm × 88mm)、早見表カード 4枚(※カードサイズ:80mm × 120mm)、ルール説明書 1枚
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