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1対多のSFホラー『アローン』日本語版、11月下旬発売

ホビージャパンは11月下旬、『アローン(Alone)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.クレスピ&L.シルバ、イラスト・S.ハミルトン&P.ラマンナ、2~4人用、14歳以上、90~120分、9000円(税別)。

とある惑星に不時着した船員が、そこに潜む異星生物たちをかいくぐって脱出することを目指す1対多ゲーム。オリジナルは『キングスジレンマ』のホリブルギルドゲームズ(イタリア)がキックスターターを経て2019年に発売した。1人のオーバーロード(支配者)にその他のプレイヤーで挑む作品が多い中、1人プレイヤーのほうが人間側というところが異色だ。

プレイヤーのうち1人は遭難した宇宙船の乗組員である「ヒーロー」を担当し、危険に満ちた未知のマップを探索しつつ、ミッションの達成を目指す。一方、最大3人までのプレイヤーは邪悪な「エネミー」の支配者として暗闇の中で陰謀を巡らせ、ヒーローの抹殺を企む。
「ヒーロー」は自分のフラッシュライトが照らせる範囲の限界まで、マップのほんの数区画しか一度に見ることができない。一歩踏み出すにも細心の注意を払う必要があり、手がかりを集めて罠を避けることが、しばしば戦闘よりも重要となる。一方、「エネミー」はスクリーンの内側に隠れており、マップ全体が見えており、カードでクリーチャーを出現させ、罠を仕掛け、ミッションの達成を妨害する。

複数のシナリオがあり、各シナリオの登場人物はそれぞれ背景が異なるものの、全体としては関連しあっているストーリーも見どころのひとつ。前のミッションの成否によってストーリーが分岐していくという趣向も凝らされている。SFホラーがリアルに楽しめる作品だ。

内容物:キャラクターミニチュア 20体以上、ルールブック 3冊、シナリオブック 1冊、ヒーロー、シート 1枚、エネミースクリーン 1枚、ダイス 8個、マップシート 2枚、アイテム、カード 21枚、キャラクター、カード 4枚、リアクションカード 104枚、ミッションカード 24枚、早見表カード 4枚、コンパス 1個、ドアとスタンド 10組、エネミーリーダートークン 1個、トークン類 100個以上、タイル類 30枚以上

(写真は英語版)

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飛行プロットで蜜集め『花とミツバチ』日本語版、11月上旬発売

ホビージャパンは11月上旬、『花とミツバチ(Beez)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.ハルスタッド、イラスト・C.クイリアムス、2~4人用、8歳以上、30~45分、5600円(税別)。
『アズール』3部作で大成功を収めたプランB/ネクストムーブゲームズ(カナダ)の夏新作。ミツバチの飛行計画をプロットして、たくさんのハチミツを集めることを目指す。
六角形マスを組み合わせ、色とりどりの花があるモジュラーボードの中央からミツバチはスタートする。台座を回して方向と進むマス数を決め、一斉にオープン。移動先に花の蜜コマがまだあったら獲得できる。
獲得した花の蜜コマは自分の蜂の巣ボードに配置し、揃えることで得点になる。またゲームの最初に2枚選んだ目的カードに沿って終了時に得点が加算され、最も得点の多いプレイヤーが勝利する。
効率よく花の蜜を集めるに、どの花からどの花へ飛べばいいのか、また高得点を獲得するには、花の蜜コマを蜂の巣にどのように収納するかいいのか、可愛い蜂のコマとお花畑とは裏腹に、悩みどころの多い作品だ。
内容物:蜂の巣ボード 4枚、台座付の蜂 4匹、プレイヤーマーカー 4個、花タイル 15枚、葉タイル 5枚、スタートタイル 1枚、小さな花の蜜 45個、大きな花の蜜 10個、目的カード 18枚、付録 1枚、ルールブック 1部、得点用紙 1冊
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