強弱がどんどん変わるトリテ『ボーストオアナッシング』日本語版、11月28日発売
自慢世界選手権で観客からの人気を競うというテーマのトリックテイキングゲーム。オリジナルはアガーゲームズ(韓国)から2017年に発売された。どんどん変化するカードの強弱に翻弄されよう。
3色1~11のカードとパスカード(無色の最弱カード)をシャッフルして7枚ずつ配り、マストフォローで規定数のトリック獲得を狙う。前のトリックで勝った色が次のトリックで最弱となるため、色の強弱がどんどん変わっていく。その中で規定トリック数を獲得するには、手札のコントロール力が試される。
1ディールの勝者は1点を獲得し、5点先取で優勝となるが、ノートリックはクールということで2点を獲得できる。逆転を狙ってのノートリック狙いは果たして成功するか、それともほかのプレイヤーにトリックを取らされて幻と消えるか。最後の1トリックまでエキサイティングな作品だ。
内容物:キャンバスボックス 1個、カード 37枚、プレイヤーカード 5枚、サマリーカード 1枚、人気度表示板 1枚、トリックランクトークン 3個、プレイヤートークン 5個、ルールブック 1冊
ゲームマーケット2020秋11月14・15日開催、電子チケットを事前販売
2020大阪と2020春がコロナ禍で中止となり、1年ぶりに開催されるゲームマーケット。感染予防対策をとっての開催となる。チケットは入場時間をずらして午前3部、午後2部の5部制とし、スマホで入場する電子チケットを事前販売する。販売期間は前々日までだが、すでに売り切れている部もある。各部で残数がある場合のみ、当日券が販売される。
午前は10時から入場できるチケットが3000円で、11時から入場できるチケットが2000円、11時30分から入場できるチケットが1000円で各回1500人ずつ。いずれも13時までで退出となる。午後は14時から入場できるチケットが1500円で1500人、15時から入場できるチケットが1000円で3000人まで。2日合計で18000人という定員は、昨年秋の参加者29300人の55%程度となる。
・ゲームマーケット2020秋 チケット販売サイト(チケプラ)
出展は683ブースで、1000ブースを超えた2019秋から36%の減少。参加者も出展者も減ったことで1ブースあたり参加者数(26人)は2019秋とほぼ変わらないが、滞在時間が短くなることもあり、ブースの大小を問わず売れ行きは苦戦するところが多くなりそうだ。
そのほか、感染予防対策としてブース間の間隔を広げ、待機列の5ヶ所分散、会場内換気を行い、全参加者に検温、手指消毒、マスク着用が求められる。会場内は相当な寒さが予想されるので、防寒対策はしっかりしておこう。
参加できない方のために、2020春に続いてオンライン生中継「ゲームマーケットライブ」が行われる。特設サイトはこちら
恒例のリアル謎解きゲームマーケットは開催されるが、ステージプログラムはなく、公式で行われるのは新作展示とTRPGミニ図書館のみ。試遊はエリア出展の一部でのみ行われ、全体的に静かなイベントになりそうだ。
・ゲームマーケット公式サイト