手のひら伝言ゲーム『パームリーダー』日本語版、11月6日発売
オリジナルは『マジックメイズ』のシットダウン!(ベルギー)から2019年に発売された作品。デザイナーはアメリカ人。相手の手のひらにお題のマークをなぞって、できるだけ途切れないように同じマークを回答できるようにする協力コミュニケーションゲームだ。
スタートプレイヤーは、お題カードと専用の箱の中で振ったダイスを確認。その後左どなりのプレイヤーの手のひらにお題のマークをなぞり書きしていく。
一周したら、スタートプレイヤーはもう一度だけチャレンジを行うことができ、その後でお題のカードを提示し、正解だと思う番号を一斉に回答し、スタートプレイヤーから数えて時計回りで正解した人の数だけ得点。これを10ラウンド行い、合計点で成績を出す。
紛らわしいお題を手のひらの感触だけで読み取るには集中力が問われる。さらに手と手のふれあいもあってドキドキするゲームだ。
内容物:お題カード 108枚、サイコロ 1個、秘密の箱 1個、スコアシート 1冊、日本語説明書 1部
どの恐竜を取ろうか『ドラフトサウルス』日本語版、11月6日発売
大賞作家のボウザ氏をはじめ、来日してゲームマーケットに参加している4人組「チームカエダマ」の作品で、オリジナルはアンカマ(フランス)から発売された。フランス年間ゲーム大賞ノミネート、アメリカ卓上ゲーム賞2020(初心者部門)大賞、ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト、イタリア年間ゲーム大賞ノミネートと高く評価されている。恐竜動物園の経営者になって、人気の恐竜動物園を作るドラフトゲーム。
各プレイヤーは6匹の恐竜を袋から取り出してスタート。手番プレイヤーがダイスを振って今回手番プレイヤー以外が恐竜を置けるエリアや条件を指定し、手持ちから1匹を自分のボードに配置する。各プレイヤーが1匹置き終わったら残りの恐竜を左隣のプレイヤーに渡し、これを繰り返す。
6匹置き終わったら1ラウンドが終了し、もう1ラウンド行って全部で12匹起き終わったら得点計算となる。ボードにある得点条件はそれぞれ異なり、同じ恐竜を置くごとに得点が伸びるものや、恐竜のカップルを作ることで得点に繋がるものなどさまざま。
ダイスは気まぐれで、置きたいケージに置けるとは限らない。全員同時のドラフトでプレイ時間は短く、それでいて随所に悩ましさが散りばめられた作品だ。2人で遊べるルールも収録されている。
内容物:動物園ボード 5枚(両面仕様)、恐竜コマ 60個(6種類・各10個)、サイコロ 1個、布袋 1枚、日本語説明書 1部