『レース・フォー・ザ・ギャラクシー:第二版』日本語版、3月下旬発売
オリジナルは2007年にアメリカで発売され、アラカルト・カードゲーム賞1位、国際ゲーマーズ賞ノミネート、ゴールデンギーク賞ベストカードゲームなど、高い評価を得ているカードゲーム。拡張セットも数多く発売されている。初版の日本語版は2010年に発売されているが、この度は2018年改訂の第2版に基づく。
舞台は人類が太陽系外に進出している遠い未来。プレイヤーはそれぞれ能力が異なる「ワールド(星間国家)」を持ち、5つのアクションから毎回1つを選んで実行する。手札を補充する「探査」、建物などのカードを出す「発展」、惑星カードを出す「移住」、商品を得点に換える「消費」、商品を生み出す「生産」があり、この順に実行する。
ポイントは1人が選択したアクションを全員が行い、誰も出さなかったアクションはスキップされるという「バリアブルフェイズ」メカニクス。あえて他の人が希望のアクションを選択するのを待ってみたり、他の人を利するアクションを避けてみたり、といった駆け引きが重要となる。
初版からの変更点として、新たな初期ワールドが6枚追加され、主にコストバランス面で5枚のカードが改訂されているほか、初めての人でもプレイしやすくターン進行例のブックレットが追加。またアイコン類も色覚多様性に対応したデザインに改良されている。既存の拡張セットを加えることも可能。
内容物:初期ワールドカード 11枚、ゲームカード 109枚、アクションカード 28枚、2人用アクションカード 8枚、早見表 4枚、勝利ポイントチップ 28枚ほか
長崎諫早にボードゲームカフェ「Cetacea」3月6日オープン
店主の山田誠氏がこどもたちにより良いあそびに触れて欲しいとの想いから開いたボードゲームカフェ。店名は店主の好きなヒゲクジラの学名から名付けられた。くじらや北欧をテーマにした店内でボードゲームを遊んだり買ったりできる。
プレイスペースは16席で、400種類以上のボードゲームを用意。料金は平日1時間300円(1日最大1000円)、土日祝1時間500円(1日最大1500円)。ワンドリンクオーダー制、学割あり。ドリンクはソフトドリンクとコーヒー、アルコール類合わせて15~20種類が提供される。軽食提供も検討中。販売コーナーでは200種以上を取り扱い、カタログなどから取り寄せにも応じる。
小さなお子さんも遊べるよう、こどもスペースも設けている。今後は曜日ごとのドミニオン会やごいた会、『マジック:ザ・ギャザリング』の大会、毎月のゲーム大会などを開き、幅広い客層に開かれたお店を目指す。
あそびカフェ Cetacea
長崎県諫早市栄町3/TEL:090-5929-0520
[Web] [Twitter]