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ピッツァ・ラバッツァ(Piazza Rabazza)

急いで間違えず届けよう! ゼンマイ式の振り子で街全体が揺れる中、指定されたお客様にピザを配達するゲーム。こだわりのコンポーネントに定評のあるツォッホ社(ドイツ)の製品で、フイゴを使う『海賊ブラック』のホフマンと、ビー玉を使う『魔法の山』のシュリーマンという、ギミック系に強いデザイナーコンビが制作した…

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バゲージクレーム(Wettflug)

後になるほど競争激しく 飛行機で移動して4枚1組になっているタイルから1枚をめくり、1から10まで順番に集めていく記憶ゲーム。A.ランドルフの作品で、『ドメモ(1975年)』の12年後に作られた。数字が大きくなるにつれて枚数が減っていくところが単純な記憶ゲームにスパイスを加えている。 トランクタイル…

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ブーンレイク(Boonlake)

ゲーマーズゲームの粋 どこかの湖の周辺の未開の地域に入植して牛を飼うボードゲーム。『グレートウェスタントレイル』『マラカイボ』のプフィスターが昨年秋にdlpゲームズ(ドイツ)から発表した作品で、Engamesが日本語版を出している。ボードゲームギークのエッセン注目作ランキング5位で、現在、国際ゲーマ…

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ビクトリー(Victory)

コーナーで止まられるとジャマ バーストしないようにダイスを振るランドルフのレースゲーム。こういうと『ウミガメの島』を想起させるが、『ウミガメの島』のオリジナル版『カンガルー(Känguruh)』が1974年で、この作品はその2年後に発売されている。イカしたパッケージとタイトルは、現代ボードゲームの草…

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敗者の権利(Losers’ Right)

問題は負けた後だ トリックテイキングをしながら、使ったカードを並べて陣取りをするゲーム。ゲームマーケット2022春で初出展の千発百中から発表された。当サイトの新作評価アンケートでは評価数最多となり、注目度の高さを物語っている。 5スート1~10のカードでマストフォローのトリックテイキングを行い、敗者…

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プラネピタ(Planepita)

謎の重力の正体は…磁力 おはじきゲームはたくさんあるが、『キャロム』ぐらい広い盤面ならまだしも、盤面が狭くなるほど微妙な力加減が求められ、弱すぎて空振りしたり、強すぎて盤面から飛び出したりしてしまうのは爽快感がない。 その点で、クラウドファンディングで100万円以上を集め、製品化されたこの作品のコマ…

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包装禁止(No Packaging)

レジ袋を節約しすぎない 「セクシーな品物」を買ったことがばれないよう、レジ袋チップで一部を隠すアダルトなワードゲーム。レジ袋をたくさん使えばレジ袋代がかかり、レジ袋をケチって投票で1位になると「セクシー税」を支払わなければならない。QOLと環境問題のバランス取りが試される。 品物カードはレベル1とレ…

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発見コトワザ品評会(Discovery Proverb Fair)

  与えられたお題を表すことわざを、上の句と下の句を組み合わせて作成し、ダミーカードと混ぜた中から当ててもらう協力ゲーム。いかが屋がゲームマーケット2022大阪(中止)で発表する予定だった作品。大喜利ゲームではないが、インパクトのあることわざを作って皆に笑ってもらいたくなる。 ウケを狙わず…

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ピクチャーズ+オレンジ拡張(Pictures: Orange)

それ自体がアート ドイツ年間ゲーム大賞を授賞した写真当てゲーム『ピクチャーズ』に、2つの表現方法を加える拡張セット。追加の写真と得点計算用紙も付属し、6人でプレイできるようになる(やろうと思えば7人プレイもできる)。 16枚のアクリルタイルは幾何学模様が施されており、4×4のサイズの額縁に並べる。…

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パロットダイム(Parrotdigm)

墓穴を掘るトリテ 毎回ランダムにめくられたルールで行うトリックテイキングゲーム。ドイツ人ゲームデザイナーの作品で韓国の出版社から発売された。そのルールで得点になるか失点になるかは親が手札を見て決めるところが特徴で、失点になろうものならあちこちで悲鳴があがるマゾヒスティックな展開が楽しめる。 基本は切…