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花火(Hanabi)

阿吽の呼吸で打ち上げる みんなで協力して、5色の花火カードを順序よく出していくカードゲーム。2013年のドイツ年間ゲーム大賞で小箱のゲームとして初めて大賞に選ばれた。オリジナルはフランス語版で、日本では3年前から発売されていたが、ちょうど大賞受賞に合わせるかのように今月、日本語を含む多言語版が発売…

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バオバブ(Baobab)

集まりすぎて折れる サバンナ地帯に多く分布するバオバブの木は、動物たちの憩いの場である。このバオバブの木の上にカードを崩さないように重ねていくオーストリアのアクションゲーム。今年のドイツ年間キッズゲーム大賞で推薦リストに入った。カードによって、置き方にルールがある。 最初にセットするバオバブの木は、…

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ビッグチーズ(The Big Cheese)

大山鳴動して鼠一匹 ネズミたちが競り落とした仕事で利益を上げるオークション&ダイスゲーム。1998年にアメリカで出版されたゲームを今年、日本の出版社がリメイクした。木製のネズミコマ、各種サイコロ、缶入りと、白黒のカードのみだった(チップやダイスは自分で準備しなければならなかった)オリジナル版からの大…

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パール(Paar)

友人が次々と恋人を見つけ 自分のカードの役を完成させてくれる運命の人を探すカードゲーム。『アンジェレイド』を一昨年発表した青い街が、今春のゲームマーケットで発表した作品である。タイトルはドイツ語で「恋人同士(ペア)」の意。次々とカップリングが進む中、最後まで独り者でいるのは焦る。 手番にはカードを引…

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ペリカンベイ(Pelikan Bay)

広ーく、かつ複雑に 『ごきぶりポーカー』『おばけキャッチ』『グラフィティ』などの小気味よい作品を生み出しているJ.ツァイメット(ゼメ)が、夕日のドライハーゼンから先月発表したばかりの新作。ツァイメットはもともとドライマギア社とつながりが深く、J.ルッティンガー元社長が夕日のドライハーゼンを立ち上げる…

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貧乏陶芸家(Poor Potter)

3グラムで1点 陶芸家たちが粘土を使って陶芸の企画を競り合う同人ゲーム。昨年秋のゲームマーケットとで発表された作品で、今年のゲームマーケット大阪でも発売されている。油粘土と電子はかり付き(ボタン電池LR-2032は別売)。 順番に手札から1枚競りにかける。ほかの人は自分の粘土をちぎって出し、重さを測…

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秘密の毒ヘビ(Daumen drauf)

可愛いヘビにはキバがある 相手をうまくだまして毒ヘビを取らせるカードゲーム。赤いキバがあるのが毒ヘビ、ないのが普通のヘビ。キバのところを、親指で隠して出す。どっちだ? 今年の干支にちなんでふうかさんが入手したゲーム。97年のアラカルト・カードゲーム賞で10位となっている。手番には、手札から1枚を、ヘ…

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ボラボラ(Bora Bora)

南国の緻密な勢力争い オーストラリアの東に位置するフランス領ポリネシアの島ボラボラ。タヒチ島の近くにあり、新婚旅行先として人気がある。この島で部族を広げ、特殊能力をもった男女を集め、神殿に神官を送り込み、勝利点を競う。世界中のボードゲームフリークから現在、最も注目されているデザイナー、S.フェルトの…

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ピザ・セオリー(Pizza Theory)

理論上、トマトとベーコンが増える可能性は 本物のようなピザの箱に入ったボードゲーム。赤(トマト、ベーコン)、白(マッシュルーム、オニオン)、緑(ブロッコリー、ピーマン)の3手に分かれ、ピザ生地の上で戦う陣取りゲーム。運の要素は全くないが、ほかのプレイヤーの選択が予想外の展開を生む。 目的は自分の色の…

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フィルムフィクサー(Film Fixer)

あえて予想をはずしに行く 日本ボードゲーム大賞を受賞した人気コミュニケーションゲーム『キャット&チョコレート』の作者・秋口ぎぐる氏が3年ぶりに発表した新作カードゲーム。心理戦に加え、資金を得点に変換するドミニオン的な仕組みが取り入れられていて新しい。 プレイヤーは映画のプロデューサーとして、話題作を…