アラカルトカードゲーム賞2013に『花火』

ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』は25日、ホームページにてアラカルト・カードゲーム賞2013を発表した。1位に選ばれたのは『花火』で、ドイツ年間ゲーム大賞とのダブルクラウンとなった。作者のA.ボザは『世界の七不思議』(2011年)以来2年ぶり2度目、出版社のアバクスシュピーレは『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』(2008年)以来5年ぶり3度目の受賞となる。
『花火』は日本をテーマにしたフランスの協力ゲーム。自分の手札だけ見えない持ち方で、お互いにヒントを出し合い、順番にカードを出して花火を打ち上げることを目指す。フランスでは3年前に発売されたが、ドイツではアバクスシュピーレから昨年ようやく発売となり、日本語を含む多言語版は今年7月に発売されている。
アラカルトカードゲーム賞は、ドイツ年間ゲーム大賞やドイツゲーム賞では軽視されがちなカードゲームだけを対象に、識者の投票によって選ばれる賞。2位はドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作の『アウグストゥス』、3位は日本人デザイナーのカナイセイジ氏による『ラブレター』がランクインしている。
【アラカルトカードゲーム賞2013】
1位:花火(Hanabi / A,ボザ / アバクスシュピーレ)
2位:アウグストゥス(Augustus / P.モリ / ハリケーン)
3位:ラブレター(Love Letter / カナイセイジ / AEG)
4位:ディヴィナーレ~倫敦の霊媒師(Divinare / アスモデ)
5位:もっとよせて(Dicht Dran / ニュルンベルガー)
6位:ギルドマスター(Guildhall / ペガサス)
7位:カードクニッフェル(Kniffel – Das Kartenspiel / シュミット)
8位:アサンテ(Asante / コスモス)
9位:エミネント・ドメイン(Eminent Domain / ペガサス)
10位:アンドロイド・ネットランナー(Android Netrunner / ハイデルベルガー)
Fairplay Online:À la Carte Preis 2013: Hanabi von Abacusspiele
TGiW:花火

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。