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アルナックの失われし遺跡(Lost Ruins of Arnak)

探険はガチャだがリソースは計画的に 今年を代表するゲーマーズゲームである。チェコゲーム出版から発売され、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞1位、国際ゲーマーズ賞(マルチプレイヤー部門)を受賞。その中身は、デッキビルドとワーカープレイスメントとリソースマネージメントという、ゲ…

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アレグラ(Allegra)

隣の1列も自分のカード 裏になっている自分のカードをめくって交換したり揃えたりしつつ、できるだけ数値を小さくすることを目指すカードゲーム。トランプゲーム『ゴルフ』をベースにしているが、隣のプレイヤーと共有のカードがあることで微妙な協力関係が生まれる。 4×3枚にカードを裏向きに並べ、そのうち2枚をめ…

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アナンシ(Anansi)

ガッカリからニッコリ ヘビやハチやヒョウの面白い物語をして聴衆を楽しませるというテーマのトリックテイキングゲーム。自然の調和をテーマにした『エタニティ』(2016年)をテーマ替えリメイクしたもので、ハイデルベアゲームズ(ドイツ)から発売された。退屈そうにしているおじさんが、トリックを取ってあげると喜…

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オラクル(Oracle)

3段階で集めるチップ ギリシャ神話がテーマのトリックテイキングゲーム。S.ドラの3年ぶりの新作で、トリックテイキングは『ニエット』『七つの印/スラフオフ』に続いて3タイトル目である。目標達成型だが、目標の選択肢を極端に広げ、通好みの作品に仕上げている。 5スートのマストフォローで、切り札はなく、勝者…

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オストル(Ostle)

押して、押されて、落とされて 相手のコマを盤外か穴に落とすアブストラクトゲーム。ダイソーから昨年発売された税込み110円で買えるボードゲームシリーズのひとつ。アブストラクトゲームにありがちなうっかり見落としがなく、先の先を考えながらじっくり遊べる。 5×5マスのフィールドの両サイドに5つずつコマを並…

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アーティチョークなんて大キライ!(Abandon All Artichokes)

嫌いな野菜らしいので アーティチョークといわれても、日本ではあまりピンとこない人も多いだろう。ゲームをしながらアーティチョークについてあれこれ話したが、このゲームに出てくる他の野菜と比べて圧倒的にマイナーである。「そら豆に似たような味で、独特の苦みと甘みがある」というが、そんなに嫌われる野菜なのだろ…

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オモゾンクライム(Omozon Crime)

この素敵なAEDが、今だけ半額で! 通販番組のうさんくささはついていけない。アナウンサーも巻き込んだわざとらしさ、もうひとつ付いて同じお値段という不思議、「限定○セット」「今だけ」「○分以内」という煽り……そっとチャンネルを変えることになる。 そんな通販のうさんくささをゲームにして楽しもうというのが…

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アマタノ儀式(A Lot of Rituals)

伝えたい単語がないときは? さまざまな人工言語で指示をして、4つのアイテムで儀式を行うコミュニケーションゲーム。よぐゲームズがゲームマーケット2021大阪で発表した。10分間で10問をクリアする協力ゲームモードと、正解によるポイントを競う対戦ゲームモードがある。 カードの組み合わせで「何を」「どうす…

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エイジオブジェントリー(Age of Gentry)

名士の仲に気を遣う ロンドンで各国から来た名士たちをドラフトで集め、その組み合わせで名声を競うセットコレクションゲーム。「エイジオブ」シリーズ16タイトル目で、ゲームマーケット2021大阪・春で発表された。各1回ずつしか使えない得点パターンの選択が悩ましい。 毎ラウンド、プレイ人数+1列の場札を並べ…

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アノコロの俺らシリーズ・ボの巨人たち(We at the Time: Boardgames)

分かるわけないと思ったら 日本国内のボードゲームサークル・メディア・カフェ・企業などの始まった年を、ドイツ年間ゲーム大賞の受賞年より未来か過去か当てるトリビアゲーム。 毎回、ドイツ年間ゲーム大賞1タイトルが基準となり、山札から引いたカード3枚から1枚選んで、基準より未来か過去かを宣言。カードをめくる…