卓上探偵団シリーズ第12弾。グループSNE代表の安田均氏らがデザインを担当したマーダーミステリーミニ『ムーンストーン邸殺人事件』の探偵たちが登場する。全員で1つのチーム(探偵団)となり、地図を探索し聞き込みを行い、事件の真相を探る。マーダーミステリーとは違ってプレイヤーの中に犯人はおらず、プレイヤー同士で争う要素もない。推理と謎解きに特化した協力ゲームで、探偵映画のような2時間を過ごすことができる。
1960年、アメリカとソ連による冷戦の真っ只中。東京オリンピックに向けて経済が復興しつつある日本の地方都市、兵庫県赤穂市を、アメリカ人の探偵団一行が訪れていた。著名な安楽椅子探偵パール教授とその助手たちである。しかしのんびりした物見遊山の空気は、早朝破られた。近くの旅館で、市会議員の銀谷品野介(ぎんたに・しなのすけ)の遺体が発見されたのだ! 知らせを受けて現場に乗り込んだパール教授は、即座に告げる――「不審な点が多すぎる」と。事故か、それとも殺人か? パール教授とその助手になって、古い日本家屋で起きた不思議な事件を解決しよう!