コロッサルゲームズ(アメリカ)がキックスターターで昨年製品化された作品。タイニーエピックシリーズのアルメスがデザインし、本がそのままゲームボードになっているというコンセプトで話題を呼んだ。プレイヤーは「ドラゴン街道」と呼ばれる隊商路を、キャラバンを率いていくワーカープレイスメントゲーム。
各駐留地にワーカーを配置することで交易品を取引したり、その土地ならではの品物(例えば「書簡」や「予言球」など)を入手したり、積載量が決まっている荷車の強化をしたり、途中の護衛を雇ったりできる。土地ごとにワーカーを配置するルールが異なり、新しい土地に来るたび新鮮なプレイが待っている。さらに道は分岐しており、立ち寄る土地をオークションで決めるが、次の駐留地では今持っている品物の価値が大幅に下落することもある。
道の途中ではさまざまな事件が待ち構えている。「ドラゴン街道」の名前の由来となったドラゴンに遭遇するかもしれない。苦難を超え旅の目的地であるドラゴンの都に到着し、最も成功した商人になるのは誰か。ナラティブな体験ができるファンタジー交易ゲームだ。
内容物:商品トークン 120個、金貨トークン 75個、場所トークン 49個、隊商カード 30枚、契約カード 24枚、ワーカー 24人(各色6人)、遭遇カード 20枚、プレイヤースクリーン 4つ、初期隊商カード 4枚、6面ダイス 1個、ドラゴン街道紀行録ゲームブック 1部、戦闘ダイス 1個、ガイドトークン 1個、ルールブック 1部、護衛トークン 12個