GDMゲームズ(スペイン)から発売され、すでに14タイトルがリリースされているシリーズ。4月、12月に発売された日本語版『Qシャーロック』と同様、3つの事件をワンボックスにした。「消えた葬儀屋」では墓地で消息を絶った男の行方を追い、「疑惑の執事」では会社社長の遺産を相続した有名な執事の死の真相を、「ヴィンセント・ルブランの肖像」ではパリ郊外でひき逃げ事故に遭った若い資産家にまつわる謎を突き止める。
事件を解決する32の手がかりは各プレイヤーの手札になっている。手札の情報が重要なものかどうか判断し、公開するか捨てるかを選んでいく。公開された情報は皆でシェアできるが、事件と関係がなかったら減点になってしまう。公開するか捨てるか判断に迷う手札のカードについて話してもよいが、その情報は制限される。
カードが全て公開されるか捨てられたらゲーム終了で、質問用紙に沿って答えていく。正解した答えごとに2点が入り、合計で好成績を取ることを目指す。さあ、真実を見つけ出し、かの名探偵シャーロックと肩を並べることができるだろうか?