残ったダイスが決め手『ノコスダイス』11月28日一般発売

nokosudice.jpgEngamesは11月28日、ダイス&トリックテイキングゲーム『ノコスダイス』を発売する。ゲームデザイン・松本裕介、イラスト・別府さい、3~4人用、10歳以上、30~40分、2500円(税別)。ゲームマーケット2019秋で先行発売あり。

オリジナルはゲームマーケット2016神戸でQuoth Gamesから少数頒布されたトリックテイキングゲーム。作者はポッドキャスト「卓上遊戯の快楽」に出演しているyskこと松本裕介氏。精力的に海外ゲームの日本語版を手掛けているEngamesからは初めてとなる、同人作品の商業出版である。配られたカードだけでなく、ドラフトしたダイスも手札として使える異色の作品だ。

タイトルの通り、残されたダイスが勝利の鍵を握る。ダイスのドラフトが終了すると、ドラフトプールにはダイスが1つ残され、そのダイスの色と数字が切り札になる。さらに、手元にドラフトしたダイスは、最後に1つだけ残し、その残ったダイスの出目がビッドになる。

国内販売だけでなく、来月にフィラデルフィアで開催される「PAX Unplugged」にも出展予定で、海外のメーカーへのサブライセンスも視野に入れている。世界のトリックテイキングファンも唸らせる作品となるだろう。

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