昨年秋に日本語版が発売された『チケット・トゥ・ライド:ニューヨーク』に続くライト版チケットトゥライド。2004年に『チケット・トゥ・ライド(アメリカ)』がドイツ年間ゲーム大賞を受賞してから15年、今夏発売になったばかりの新作だ。
1970年代の古き良きロンドンを舞台に、ダブルデッカーバスに乗ってバッキンガム宮殿、大英博物館、ビッグベンなどを巡る。重要なバス路線をつなぎ、行き先チケットを完成し、地区をつなごう。
各プレイヤーはタクシーコマ15個、乗り物カード2枚、行き先チケットカード1~2枚をもってゲームを始める。手番には、山札か5枚の場札から乗り物カード2枚(またはジョーカー1枚)を取るか、ルートの色に一致するカードを出してコマを置くか、新たな行き先チケットカードを2枚引いて1枚取る。こうして誰かのタクシーコマが2個以下になったら全員が最終手番を行い、完成したルートとつなげた行き先、通過した観光地のボーナスを合計する。行き先チケットがつながっていないと失点で、合計点を競う。
ルールは3分で覚えられ、短時間で終了するため、続けてまたプレイしたくなる作品だ。
内容物 ゲームボード(ロンドンの交通網マップ)1枚、バスコマ60個、 行き先チケットカード20枚、乗り物カード44枚、得点マーカー4個、ルールシートほか
チケット・トゥ・ライド:ロンドン(Ticket to Ride: London / Moon / DoW, 2019)
チャールズ国王戴冠式記念(?)。15分で遊びごたえのあるチケットトゥライド。マップが狭い上に、どんどん路線が埋まっていくのでカードを溜め込んでいる暇がなく、早いもの勝ちのスリルが味わえる。 pic.twitter.com/se6hSLrudJ— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 7, 2023