オリジナルはツォッホ出版(ドイツ)から2016年秋に発売された作品。美しいイラストの夢カード4枚がめくられ、プレイヤーは神々としてそのうち1枚「神のビジョン」を夜空に星座として星マーカーで描く。どの絵が選ばれたかは、1人以外全員が知っており、どの絵が選ばれたか知らないプレイヤー(人間)は、それが自分であることが当てられないようにする。『エセ芸術家ニューヨークへ行く』(オインクゲームズ、2011年)系統の作品だ。
プレイヤーは夜空ボード上に星マーカーをちりばめ、星座を描き出す。星を置き終わった後、神々は、絵を知らないプレイヤーが誰か、そのプレイヤーはどの絵が選ばれたかを当てるのだ。神々は人間に悟られないようにしつつ、人間をあぶりださなければならない。一方、人間は神のようにふるまって疑惑をかいくぐり、神々の技法を盗み、意図するイメージを察知しなければならない。
夢カードはA.ユング、M.コワンブラほか8人のイラストレーターが手がけた。推理とかけひきに加え、美しいイラストで盛り上がる神聖なる騙し合いのゲームだ。
レビュー
・ふうかのボードゲーム日記:ドリームス
・Boardgame Memo:ドリームス
内容物:天空マット1枚、得点表示板2枚、星マーカー18個、得点マーカー6個、神マーカー20個、推理発表マーカー6個、イメージ番号マーカー4個、ルール説明書1冊、夢カード72枚、人間マーカー4個(カードサイズ:80mm×120mm)