日経流通新聞でボードゲームが取り上げられるのは、2007年の「波瀾盤上ボードゲーム」以来7年ぶり。前回は輸入ゲームを楽しむ人が増えているという記事だったが、今回はゴキブリをテーマにした作品に絞り込んだ。
昆虫の「嫌われ者」代表格、ゴキブリがテーブルゲームの題材として人気だ。ドイツ生まれの商品が続々と日本で「繁殖」。ボードゲームでは実物さながらのリアルな動きを見せる玩具が、とりわけ子供に受けている。カードゲームでは駆け引きの妙が支持されている。
記事は、東京・昭島の「親と子の自由空間ほっと」で『ごきぶりキッチン』を遊ぶ様子から始まる。ドライマギア社のごきぶりシリーズが次々と日本に輸入されていることに触れ、その元祖として『ごきぶりポーカー』を紹介。東京・高円寺のボードゲーム専門店すごろくやで記者が実際に遊んでみているほか、ゲームをチャート式で説明する。
日本ではまず取り上げられないゴキブリが、ドイツでゲームの題材になる疑問について、草場純氏や能勢良太氏がコメントしている。当サイトの管理人も、関連するコメントが掲載された。
ボードゲーム、ドイツゲームという大枠から踏み込んで、テーマを絞った記事が掲載されたことは、ボードゲームの認知度が以前よりも高まっていると見ることもできるだろう。