1991年に発売され、1000万セットの大ヒットを記録したPC版の歴史シミュレーションゲーム『シヴィライゼーション』。ファンタジーフライト社(アメリカ)が2010年、ボードゲーム版を発表した(2002年にイーグルゲームズから発売された同タイトルの作品とは全くの別物である)。
一文明の支配者として、外交や戦争を繰り広げ、世界に版図を広げ、新たなる技術を研究・獲得し、帝国を建設し、そして敵の文明を征服する。目指すは歴史上もっとも偉大な文明を作ることだ。PC版の要素―毎回変わるゲームマップ、文明の発展とともに獲得する技術とその発展ツリー、6つの特徴が異なった文明、4通りの勝利条件など―を忠実に再現。戦闘システムはスピーディーながら駆け引きが奥深くなっている。
国内最大級の総合ゲーム情報サイト「4Gamer.net」で先だって紹介され、アナログゲームとしては異例の反響を呼んだ。ボードゲームを普段プレイしないユーザーにも注目度の高い作品となっている。
・4Gamer.net:“Civ”モチーフのボードゲーム「Sid Meier’s Civilization: The Board Game」の日本語版が2012年内に発売。日本語となった内容物の画像を入手
・4Gamer.net:仕事のふりしてゲームを遊びたい!――というわけで,「Sid Meier’s Civilization: The Board Game」を遊んでみたの巻