ホワイトゴブリン社(オランダ)が今年3月に発売したばかりの新作で、輸入版が『犯罪者たち』などの邦題で発売されている。舞台は1935年のニューヨーク。プレイヤーはギャングの親玉として、街にたむろするギャング達を雇い、強盗や盗みで一儲けを計画する。手持ちの資金をうまく使って優秀なギャングを雇い、効果的に目標に送り込もう。街に溢れるギャングたちはそれぞれ個性的な能力でプレイヤーの計画を助けてくれる。
手番にはお金を払ってギャングカードを雇い、ギャングカードをどこかのターゲットを選んでおく。ターゲットごとにギャングカードの強さで、誰がそのターゲットを手に入れたか決まる。ギャングによって特殊能力があり、ターゲットの価値を上げたりすることも可能。獲得したターゲットの合計で勝敗を競う。ギャングは盛り場から雇うが、たくさんいる盛り場ほど、選択の幅が広い分、雇うのにお金がかかるところが悩ましい。イラストも効果もデンジャラスなギャングたちを駆使し、ときに裏をかいて、高価なターゲットを手中に収めよう。
・アークライトゲームズ:ギャング・オブ・ギャング