ウォレスの復興ゲーム『ロンドン』日本語版、6月24日発売
1666年に発生したロンドン大火の後、ロンドンの街を再建するゲーム。オリジナルは2010年にツリーフロッグ社(イギリス)から出版された。今回の日本語版は、アートワークを一新したオスプレイゲームズ(イギリス)の第2版(2017年)による。ウォレスが得意とする借金システムにより、スタートダッシュや苦しい時の手助けと、ゲーム終了時の返済の苦労が特徴的な作品。
手番には手札を1枚引いた後で4つのアクション(開発・購入・運営・追加カード)から1つを行う。「開発」は手札から市街カードをコストを支払ってプレイし、「購入」は自治区カードを場から獲得する。そして「運営」でプレイしたカードの効果を発動させて収入や勝利点を得る。「追加カード」では手札の補充ができるが、手札上限があるのでハンドマネージメントが問われる。
「運営」のたびに貧困トークンを受け取らなければならず、終了時に相対的に多いと失点になってしまう。貧困トークンはプレイしたカードのスタック数、借金、手札で枚数が決まるので、スリムで効率の良い発展が求められる。自分の戦略に合ったカードを補充しよう。
内容物:開発ボード 1枚、市街カード 101枚(※カードサイズ:63×88mm)、自治区カード 20枚(※カードサイズ:79×120mm)、得点マーカー 4個、コイントークン 48個、ローントークン 12個、貧困トークン 44個、ルール説明書 1冊
あの人の手は何センチ?『サイズアップ』日本語版、6月18日発売
オリジナルはヘルヴェティク社(スイス)から2018年に発売された作品。「眉と眉の間」「人差し指の長さ」といった身体の部位の長さを予測し、メジャーで測って最も近い人が得点する。
親が山札を引いて今回の計測する場所を指定された後、他のプレイヤーを1人指名。その人の手や耳や指が何センチか、カードを出して予測する。その後にメジャーで測って一番近い人が得点。親を交替して5点先取で勝利となる。
ゲームが進むうちにだんだん感覚がつかめてきて予測が正確になっていく。全員で話し合って、番近い数値を予想する協力モードもある。
内容物 :数値カード 100枚、お題カード 68枚、計測用メジャー 1本、説明書