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タイルを並べて線をつなぐ『テイク・イット・イージー』日本語版、5月1日発売

ふるりん本舗は5月1日、『テイク・イット・イージー(Take It Easy!)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・P.バーレイ、1~6人用、8歳以上、20分、3510円(税別)。

1983年に発売された『Hextension』というゲームをリメイクして1994年、F.X.シュミット社(ドイツ)から発売された。ドイツ年間ゲーム大賞候補作、ドイツゲーム賞9位入賞作。アークライトが2016年に日本語を含む5ヶ国多言語版をリリースしており、このたび、同じデザインで日本語版となった。

全員同じ組み合わせの六角形タイルをもち、代表がランダムに1枚引いて自分のボードの好きなところに配置する。ほかの人も同じタイルを探して、それぞれ自分のボードに置く。これを繰り返して、ボードがいっぱいになったら得点計算を行う。

六角形タイルには3色のラインがあり、ラインの端から端まで同じ色がつながっていれば得点になる。あちら立てればこちら立たず、だんだん置きたくない場所にタイルを置かなければならなくなっていく。

同じタイルなのにプレイヤーによって置き方が変わるのも面白い。先の先を考えるパズルの要素と、タイルを引く運の要素がミックスされた作品だ。

ふるりん本舗:テイク・イット・イージー日本語版

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ラセルダのタイル配置ゲーム『リスボア☆マーケット』日本語版、5月1日発売

ふるりん本舗は5月1日、『リスボア☆マーケット(Mercado de Lisboa)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・V.ラセルダ&J.ポンボ、イラスト・P.ソト、1~4人用、14歳以上、30~45分、5310円(税込)。

V.ラセルダの『リスボア』(2017年)から、商店建築要素をフォーカスしたタイル配置ゲーム。キックスターターを経て今年イーグル・グリフォンゲームズ(アメリカ)発売された。ポルトガルの首都リスボンを舞台に、マーケットで売店を購入し、新しいビジネスを始め、客を呼び込む。

手番には売店、顧客、レストランタイルのいずれかをボード上に配置し、隣接などによって収入を得る。店舗の良いゲームながら考えどころが多く、悩ましい作品だ。1人用ルールにはキャンペーンモードもある。

ふるりん本舗:リスボア☆マーケット日本語版