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登場動物を選んで物語をつむぐ『ストーリーテイラー』日本語版、11月6日発売

すごろくやは11月6日、『ストーリーテイラー(Storytailors)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.フォー&W.フォー、イラスト・E.スモレンセワ&I.ペチェンキナ、2~6人用、6歳以上、25分、3080円(税込)。すごろくやの公式予約サービスを使うと、漫画家の中道裕大氏ら4名の直筆イラスト色紙が抽選で当たる。

オリジナルはライフスタイル社(ロシア)から2020年に発売され、今年のドイツ年間キッズゲーム大賞にノミネートされた作品。物語の登場動物にふさわしいと思う動物カードを出して、みんなの投票で得点する。

メルヘンチックな物語カードを読み、その中に出てきた登場動物(「きまじめな錬金術師」「とんでもなく強そうなけもの」など)にふさわしいと思う動物カードを全員1枚ずつ出し、誰がどれを出したかわからないように混ぜて投票。投票の分だけ得点になる。これを繰り返して物語が終わったとき、得点の多いプレイヤーが勝者となる。

一話は6~10枚の物語カードからなり、想像を膨らませながら動物を選ぶことができる。また宝探し、魔女、騎士の恋など、収録された10話はどれも心に残るもので、絵本をつむいでいくような楽しさがある。

内容物:本(透明ポケットつき)1冊、物語カード 38枚、動物カード 86枚、投票チップ 36枚、得点マーカー 6個、ボード 3枚、説明書

すごろくや:ストーリーテイラー

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シュピール’21:フォイヤーラントシュピーレ

アーク・ノヴァ(Arche Nova)
ゲームデザイン・M.ヴィッゲ、イラスト・L.ビロー&D.ローハウゼン、1~4人用、14歳以上、90~150分。
科学的に管理された近代的な動物園を計画・建設する。おりを作り、動物を住まわせ、世界中の種の保護プロジェクトを支援して、最も成功した動物園を目指そう。専門家と特別な建物が目標達成の助けとなる。ゲームの中心となるのは、動物、専門家、特別なおり、種の保護プロジェクトなどが描かれた約250枚のカードで、それぞれに特殊能力がある。これによって動物園の魅力や学術的な評価を高め、保護ポイントを集めていく。

手番には5枚のアクションカードから1枚を選び、カードを取る、おりを作る、動物を入れる、協会に人を送る、スポンサーを得るのアクションを行う。アクションカードの位置によってアクションの強度が変わり、使ったアクションは弱まるので、連続して同じアクションをしにくくなっている。またゲーム中、アクションカードを裏返すことでアクションを強化することができる。

おりはヘックスタイルを個人ボードに配置し、動物はおりの条件にあったカードをコストを支払ってプレイし、ヘックスタイル上にコマを置き、カードの効果で追加アクションなどを行う。得点トラックの両端からスタートするアトラクションポイントと保護ポイントが同じエリアに到達したラウンドでゲーム終了で、プレイしたカードやトラック上のポイントの位置関係で勝利点が決まる。

テンデイズゲームズが2022年初頭の日本語版発売を発表している

トレイルズ(Trails)
ゲームデザイン・H.オードゥボン、2~4人用、10歳以上、20~40分。
キーマスターゲームズの人気作『パークス』の続編。『パークス』よりも難易度を下げ、短いプレイ時間でプレイできる。アメリカの国立公園で石ころや葉っぱを集め、写真を取りながら散策する。野生動物を見つければボーナス。石ころや葉っぱは集めるとバッジになり、写真とともに勝利点を競う。

ローリング・レルムズ(Würfelwelten)
ゲームデザイン・J.ステグマイヤー、1~6人用、14歳以上、30分。
ストーンマイヤーゲームズの新作ロール&ライトゲーム。手番にはダイスを2個振って、その結果を各自が王国カードに記入。リソースを集めてスターに変え、3ラウンドでスターの数を競う。リモートプレイができるデザインとなっている。