アフリカから世界へ『火と石の時代』日本語版、2月下旬発売
ペガサスシュピーレ(ドイツ)の今春の新作で、『カルカソンヌ』のヴレーデがデザインした文明発展ゲーム。後期石器時代、自分の部族をアフリカから世界中に導き、繁栄させることを目指す。
各部族は南アフリカからスタートする。手番には2マスまで移動し、移動先に裏返しのタイルがあればめくって発見アクションを、すでにめくられたタイルならば通常アクションを行う。
発見したアイテムは部族マットに貯めていき、条件を満たすと新たな技術を開発できる。また規定の数の小屋を建設することで舞台はアジア、アメリカへと新天地に移動できるようになる。規定の数の小屋が建設されると一周してゲーム終了。発明や発見により、一番多くの勝利点を稼いだプレイヤーの部族が勝利する。
新天地とアイテムの先取り競争を、洞窟で引けるカードのさまざまな特殊効果が彩る。人類の起源を追体験しよう。
内容物:大きなゲームボード 1枚、洞窟カード 24枚、勝利点カード 14枚、その他のカード 18枚、食料駒 30個、部族マット 4枚、斥候駒 12個、小屋駒 80個、袋タイル 24枚、初期採集タイル 8枚、発見タイル 63枚、動物タイル 24枚、発明カード 17枚、ルールブック 1冊、別表 1枚ほか
『カルカソンヌ21』日本語版、1月25日発売
2021年に発売された第3版の日本語版で、第2版(『カルカソンヌJ』)からタイルのイラストとルールに変更はないが、ボックスアートが新しくなった。タイル裏面は初版から変わっていないので、全ての拡張セットと組み合わせてプレイできる。追加セット『川』と『修道院長』は同梱されており、『カルカソンヌJ』に同梱されていた日本の観光地タイルは入っていない。
『カルカソンヌ』は2000年にハンス・イム・グリュック社から発売されたタイル配置ゲームで、2001年にドイツ年間ゲーム大賞に選ばれた。世界遺産になったフランスの城塞都市をテーマに、街、道、修道院、草原にコマを置いて占有し、得点を競う。世界選手権が開かれており、日本は優勝2度、準優勝2度、国別総合ランキングで5位の強豪国となるなど、国内人気の高いゲームだ。